地域と事業者の理想を
形にした老人ホーム
「まりちゃん家」(宮城県遠田郡)
地方においては、地域の状況やニーズにフレキシブルに対応。「地域と共生しながら、高齢者の居場所をつくりたい」という事業主のひたむきな思いを実現した「まりちゃん家」は、その好例だ。地域に開かれたカフェや利用者がくつろいで過ごせる内装など、利用者・地域・事業主の満足度を高める住まいとなっている
地方においては、地域のニーズや状況に応じた高齢者住宅を提供している。デイサービス併設の住宅型有料老人ホーム「まりちゃん家」もその一つだ。
事業主は23年前、父親の介護を機にボランティアのミニデイサービスに参画。宅老所運営やNPO設立を経て、現在の介護事業法人を立ち上げた。
「長年にわたる介護経験から、事業主さまは『家庭的な雰囲気で、利用者の居場所をつくりたい』『高齢者には地域の人々と交流できる場が必要』といった理想をお持ちでした。その理想を形にするために、最善を尽くさせていただきました」
足かけ3年にわたる打ち合わせを経て完成した同ホームは、通りに面したカフェを併設。利用者だけでなく近隣住民も集う、地域の拠点となっている。
居室は1人部屋の他、間仕切りを引き戸にした相部屋にもなるタイプを用意し、天井まである引き戸を採用して開放感のある空間を創出。入り口脇には見守りのために明かり取りの障子を設置するなど、きめ細かな工夫が随所に施されている。
事業主の介護経験の集大成ともいうべき同ホームは、数カ月で満室状態になったという。
優れた企画力と提案力で
最適な事業プランを提案
二つの案件を紹介したが、ハウスメーカーならではのきめ細かな対応力を誇る同社は、土地オーナーの要望に沿って、その地域に適切な提案ができるのも強みだ。グループの総合力によるサポート体制も整っている。
専門部署である医療・介護推進事業部が、ニーズの分析やエリアの特性に応じたマーケティング調査を行った上で、最適な事業プランを提案。ネットワークを駆使し、土地オーナーと介護事業者のベストマッチングも図ってくれる。「グランドマスト」は、グループ会社の積和グランドマストが一括借り上げで運営を担当することも可能だ。
社会貢献度の高い土地活用を考えるのなら、実績と総合力を兼ね備えた積水ハウスに相談してみてはいかがだろう。
問い合わせ先
積水ハウス株式会社
http://www.sekisuihouse.co.jp/dia