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顧客、パートナー企業との
Win‐Winが求められる

 では、これからの倉庫業に求められるのはどのようなことだろう。

 物流のオンデマンド化が進む現在、リードタイムの短縮と在庫削減はほぼイコールの関係にある。ここでは「業務横断」的な対応が求められている。災害時のリスク管理も同様だ。

 さらにグローバル化、省エネや環境対応などスケールメリットが大きい分野においては、業種・系列を超えた「協業」が必要になってきている。

 「もはや自社だけが儲かればいいという時代ではなくなりました。顧客やパートナー企業すべてが利益を得ることで、Win‐Winの関係を築いていくこと。倉庫業をはじめとする物流業界が求められているのは、“競争”ではなく“共同化”なのです」(藤川氏)

 つまり、業務内容の拡大に合わせて異業種との提携も必要になってくるということ。ICTによる情報共有の仕組みを、協業するパートナーとともにしっかりとつくり上げる。そこに投入する人材の確保も欠かせない。

 そんな進化する倉庫業との戦略的パートナーシップが、顧客企業の命運を握っているといってもいいかもしれない。
 

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