「昨年、某日本企業のトップが米国で会見を開いた際、多くの米国人は発言内容よりも彼の口元に注目し、話題にしました。世界に名だたる企業の創業家の御曹司、つまり生粋のプリンスでありながら、なぜ歯並びを矯正していないのかと首を傾げたのです。まさに文字どおりで、“口は災いのもと”となりかねないということでしょう。僕自身、本当は面倒くさがり屋の性格なのですが、老後を迎えたときにちゃんと自分の歯を残したいから、せっせとケアに励んでいるんです。いきなりFBIのすべてを実行に移すのは大変でしょうから、まずはフロッシングから取り組んでみてはいかがでしょうか?」(生島氏)。
しかし、FBIすべてを実行するとなると、相当時間がかかるのではないだろうか。その点を生島氏に尋ねると、意外にも「5分程度でひととおりできますよ」との答えが返ってきた。日頃のケアは、電動歯ブラシ、2種類のフロス、ウオーターピック(水流による口腔洗浄器)といくつかのツールを使うことで効率的にこなしているという。
口元に無頓着だと、虫歯など直接的な問題だけでなく、全身の健康、さらには社会的な立場にも問題が及びかねない。多忙なビジネスマンこそ、口元に対しても「マネジメント」のノウハウを生かし、効率よく「マウスマネジメント」を行うよう心がけたい。
【コラム】
「ホワイトモード」「ガム(歯茎)ケアモード」など
機能が充実した「ソニッケアー ダイヤモンドクリーン」
「機能が充実していて驚いた」という生島氏の言葉どおり、フィリップスの音波式電動歯ブラシ「ソニッケアー ダイヤモンドクリーン」は従来の「クリーンモード」に加え「ホワイトモード」「ガム(歯茎)ケアモード」など、多彩なモードが搭載されている。
「ホワイトモード」はコーヒーやタバコなどによるステイン(着色汚れ)の減少が見込め、約1週間という短期間で自然な歯の白さに近づける効果が実証されている*1。また「ガムケアモード」は、生島氏も実践している歯茎のマッサージを目的とした機能。こちらも歯茎の炎症や出血を抑えるのを助け、2週間程度で健康促進の効果が見られるという*2。
またビジネスマンにうれしい機能が、USB充電が可能なトラベルケースだ。これさえあれば海外の出張先でも電動歯ブラシを持って行き、パソコンなどで気がねなく充電ができる。
標準のブラッシング時間は2分。毎分約3万1000回の音波振動と独自の幅広いブラシヘッド振幅がもたらす音波水流、ソニックテクノロジー(特許技術)によって、短時間でオーラルケアができる。忙しいビジネスマンには魅力的なツールといえるだろう。
*1 Colgan氏らの調査に基づく(2010年、英国)
*2 Putt氏らの調査に基づく(2011年、米国)