勤務時間の8割は出先でリモートワーク。
プレゼン資料の作成は新幹線の車内で

加藤あかり
エンタープライズSE部
シニアシステムズ
エンジニア

リモートワークの活用
[主な機器]
ノートPC、タブレット端末、スマートフォン
[主に行う業務]
プレゼン資料作成、社内外とのメール連絡、
経費精算など

  システムエンジニア(SE)として、製造業のお客様向けにシステムの提案やデモンストレーション、ご要望への対応などを行っています。営業担当者と一緒にお客様を回るのが日課なので、会社に行くのは週に1日程度。8割以上の時間は外出先や自宅でリモートワークをしていますね。

  たとえば外出中、次の予定までの時間が空いたときには、無線LANが使えるコーヒーショップに入って仮想デスクトップを呼び出し、メールを確認したり、経費を精算したり。大阪や京都などの遠方に出向くことも多いのですが、最近は新幹線でも無線LANが使えるので、移動時間中にお客様への提案資料などを作成しています。

  デスクトップ環境はどの端末からでも呼び出せる仕組みなので、自宅や会社のデスクトップのPCで作りかけていた資料の続きを新幹線の車中でまとめることもできるんです。

新幹線では車内がオフィスに早変わり。仮想デスクトップ上のアプリケーションを呼び出して提案資料を作成したり、メールを確認したり。「誰にも邪魔されない ので、オフィスにいるより仕事の能率が上がります(笑)」と加藤さん。

   自宅では、主婦業の合間の時間をこまめにやりくりして、1日2〜3時間ぐらい仕事をしています。いつ、どこにいてもメールを確認できるので、お客様からのお問い合わせや急なトラブルにすぐ対応できるのもリモートワークのメリット。レスポンスの早さを評価していただくことも増えました。

  成果をきちんと上げていれば、働く時間の長さや時間帯は問われないので、やりくり次第で自由な時間をつくれるのがうれしいですね。「週に1回はヨガ教室に行きたい」と思えばできますし、先輩女性社員のなかには子育てと仕事を両立させている方もいます。仕事と生活のどちらかを諦めるのではなく、どちらもエンジョイできるんです。

  リモートワークがもっと広がり、働くお母さんをサポートできればいいなと思います。