“生きざま”をも踏まえ最適な融資を引き出す
──東京オリンピック・パラリンピック後の不動産価格下落リスクも懸念される中、業績も順調に推移していますね。
新築一棟マンション「GranDuo」シリーズ。「GranDuo世田谷Ⅵ」の外観
蜂谷 過去5期で売上高は約5倍、経常利益も約16倍に成長し、18年3月期も増収増益での着地を予定しています。それも、ブームや景気に左右されることのない不動産投資モデルに一貫してこだわり続けてきた結果だと考えています。
当社では東京・城南3区(世田谷、目黒、渋谷)に絞り、新築一棟建て新築マンション投資を展開していますが、同エリアは安定的な賃貸需要が継続しており、港区、中央区、千代田区の都心3区に比べ、土地コストが安定的かつ割安なのも魅力です。
また、新築一棟マンションは、区分所有マンションよりもキャッシュフローが得られやすい。オーナーの方と一緒に自身が住みたいと思えるマンションを建てることで、結果、長期的に選ばれる物件を実現しています。
これまで約170棟の物件を手掛けましたが、現在の利回りは平均4・6~5%程度。全棟がほぼ満室状態で回っており、売却した数棟もしっかり売却益を生み出しています。
好条件の土地争奪戦が熾烈を極める中、一般には出回らないプロユースの「非公開物件」を中心に、独自の仕入れネットワークを構築しているのも特徴です。月間400件もの非公開物件情報が寄せられますが、そこから建築規制を考慮し、利回り、収益性を加味したプランニングを即日作成し、提案。スピード感を持って事業プランを提供しています。