2017年開催時の商談風景
キーワードは「働き方改革」「健康経営」「HRテクノロジー」
「第13回 総務・人事・経理ワールド」は8つの専門展で構成されており、東京ビッグサイトの西ホール1・2階、東7・8ホールで開催される。事前に公式ページの出展社・製品検索を利用してリサーチした上、東西ホールへの移動は無料の回遊バスを利用すると、より効率よく見て回ることがきる。
細野さんによると、2018年のキーワードは、なんといっても“働き方改革”。これをテーマにした「第5回 働き方改革 EXPO」は、東7・8ホールでの開催。ここには、テレワーク支援や業務自動化ツール、ワークプレイス構築などにかかわる企業170社のブースが並ぶそうだ。
「オフィス家具のトップベンダーも勢ぞろいするので、移転を考える企業担当者の方にもお勧めです。会場に足を運んでいただくだけでも、オフィスデザインのトレンドを体感することもできるかと思います」(細野さん)
AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)の進化が著しい”HRテクノロジー”も必見。西ホール1階で催される「第6回 HR EXPO」には、クラウド型の労務管理や主観が入らない人事評価を可能にする新製品やサービスを提供する企業など、230社がブースを連ねる予定。
「いかに離職率を下げ、自社にマッチした人材を確保するか、が今の人事の課題。その一環として、従業員に快適かつ健康に就業してもらう施策を考える企業も増加しています。同展でもストレスチェックや採用支援は、ゾーンができるほど出展企業数が伸びていますね」
関連して、西ホール1階で催される「第1回 福利厚生 EXPO」に立ち寄るのもお勧めだ。今回が初開催となる同展には「健康経営ゾーン」があり、社員の健康を支援するためのサービスを提供する企業が出展している。健康経営の最新事情を知る参考になるだろう。