会社の成長に合わせて社内体制を整備し、業績管理体制を強化したい――そんな課題を解決するのがTKCの中堅企業向けクラウド型統合会計情報システム「FX4クラウド」だ。TKC全国会に所属する税理士・公認会計士が実際の活用を支援してくれるのが最大の特長。約1万1400社が利用し(2018年6月現在)、民間の市場調査で「クラウド会計ソフトシェア第1位」を相次ぎ獲得するなど、企業経営者から高い支持を受けている。

※ ITR『ITR Market View:ERP 市場2018』SaaS型ERP市場:ベンダー別売上金額シェア(2015〜17年度予測)
富士キメラ総研『ソフトウェアビジネス新市場2018年版』財務・会計ソフト<SaaS>・2017年度実績におけるシェア

飯塚真規
代表取締役 専務執行役員
会計事務所事業部長

「会計ソフトを経営で活用するには、税務と会計の専門家である税理士・公認会計士の知見が不可欠です」。こう話すのは、TKCの飯塚真規・代表取締役専務執行役員。同社は1万人を超える税理士・公認会計士が加盟する「TKC全国会」と連携し、会計ソフト「FXシリーズ」の開発・提供によって、中堅・中小企業の経営を支援してきた。

 TKC全国会に所属する会計事務所がFXシリーズの導入支援をはじめ、企業を毎月訪問し、運用をサポートする。この月次巡回監査では、会計帳簿の適法性や正確性を検証して月次決算を行う。その際、会計事務所は財務管理や管理会計の知見をもって企業経営者に経営のアドバイスを行う。

「FXシリーズは会計帳簿や決算書の作成だけではなく、経営課題や解決策を見つけ、会社を成長に導く『管理会計』の仕組みを用意していることが特徴です」と、同社の堀越浩・執行役員は述べる。