超高齢社会が加速する中、三井住友海上プライマリー生命では、将来の資金需要に備える個人年金保険「100年時代応援つみたて」を、今年2月4日から三井住友銀行で販売している。
フリーアナウンサーの木佐彩子氏が、同銀行コンサルティング業務部の加藤聡彦部長と、同生命の中里至州執行役員に、新商品のポイントを聞いた。
三井住友海上プライマリー生命 執行役員
中里至州
中里至州
木佐 三井住友海上プライマリー生命とは、どのような保険会社ですか?
中里 営業開始は2002年10月で、資産形成型の終身保険や個人年金保険を、メガバンクや地方銀行、証券会社、日本郵政などの金融機関代理店を通じて販売しています。銀行窓販に特化し、現在は140を超える金融機関で当社商品を扱っていただいています。
木佐 新発売の「100年時代応援つみたて」は、開業以来初の平準払個人年金保険だそうですね。開発の背景を教えていただけますか?
フリーアナウンサー
木佐彩子
木佐彩子
外貨と「トンチン性」で
年金原資を増やす
中里 日本人の平均寿命はすでに80歳を超え、「人生100年時代」がすぐそこまで来ています。現在の超低金利下では、預貯金を切り崩していくだけでは、長生きするほど不安が膨らんでいきます。今後は、自助努力による計画的な資産形成がより重要になると考え、従来の一時払の個人年金保険や終身保険に加え、より若いうちから資産形成ができる平準払(基本的に毎月保険料を支払う)商品を開発しました。