「価値創造の主役」は従業員
グローバル化の中にも日本人の良さを

「融合」をキーワードに
コングロマリットプレミアムを実現

 今年スタートした中期経営計画では、「バックキャスティング」の手法を取り入れた。数年後のあるべき姿を目標に定め、そこから逆算して、自社で持っているものと不足しているピースを見極めて、打ち手を明確にしていく。現在は、新素材ひとつで市場が生まれることが期待できない。顧客の課題解決を実現する、素材の枠を超えた技術やサービスの提供ができるか否かが勝負どころとなっている。

 昭和電工は事業分野が多岐にわたるため、時に投資家から経営効率が悪い“コングロマリットディスカウント”と見なされることがある。しかし、その幅広い製品・技術を生かす“コングロマリットプレミアム”に挑戦している。森川社長が打ち出したキーワードは「融合」だ。多彩な製品・技術を組み合わせることで新たな価値創造を目指す。

 「既に自社が持っているもの・できることを突き詰める融合製品開発研究所という融合の実行組織を立ち上げ、成果も出始めている」と森川社長はさらなる成長に自信を見せる。

 
「価値創造の主役」は従業員グローバル化の中にも日本人の良さを
昭和電工の新たなコーポレートメッセージは「動かす」

会社は従業員が活躍する舞台であり、新たなグループの物語をスタートさせるシンボルとして、カチンコをモチーフにした。

●問い合わせ先
昭和電工株式会社 http://www.sdk.co.jp/
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