蒲原 寧社長×藤沢久美代表
JR東日本スタートアップと合弁会社を設立
無人AI決済店舗の実用化を加速

“自分の唯一の取りえは、自分は未熟だと認識していること。だから人一倍経営の実学を勉強している自負があります”(蒲原社長)

「社員の皆さんは、高度な技術力を持ち、金融機関の業務内容も熟知している。そうした人材を採用し、育成するのは大変なのでは」と藤沢代表。「当社の経営理念は“社会に新たな価値を創出し続ける”というもの。成果は、お客さまの感謝の言葉と営業利益に表れます。その姿勢がブレなければ、自然と優秀な人材が集まります」と蒲原社長は言う。

 イノベーション事業に取り組み始めたのは、約7年前。無人AIレジの開発は、“社会に新たな価値を創出し続ける”という意味ではブレていない。直接のきっかけは、「なぜレジ待ちであんなに人が並ばなければならないのか」という素朴な疑問だった。

“MBA的な発想ではなく、実学的な経営なんですね”(藤沢代表)

 ワンダーレジやスーパーワンダーレジで実現できるのは、待ち時間の短縮はもちろん、小売店舗の人手不足・機会損失の解消、財務体質の改善である。

「当社の最終的な目標は“孫の代まで豊かな社会を”。市場拡大のためトッパン・フォームズと共同で販売、保守、運用を行い、21年2月期までに3万台相当の導入を目指しています」と蒲原社長。その先には、海外展開も視野に入れる。今年5月には東証1部上場も果たした。

「金融機関の業務からIT業界まで、サインポストの存在意義は大きいですね。実学的な経営と"やりたいんだ"という愚直な思いが、イノベーション事業を加速させている。サインポストには、そんな力強さを感じます」(藤沢代表)

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