決算書の作成だけでなく、経営課題とその解決策を見つけられる仕組みを備えているのが、TKCのクラウド型統合会計情報システム「FX4クラウド」だ。電子帳簿保存法に規定されている電子データの保存要件や10月施行予定の消費税法改正にも完全対応。取引金融機関の信用度が上がり、資金調達力の向上が期待できる「TKCモニタリング情報サービス」も利用価値が高い。
TKC
代表取締役 専務執行役員
会計事務所事業部長
飯塚真規
代表取締役 専務執行役員
会計事務所事業部長
飯塚真規
TKCでは、独自開発した会計ソフトと、「TKC全国会」に所属する1万人以上の税理士・公認会計士との連携によって企業の財務・業績管理と成長を支援している。現在、国内の法人260万社のうち、約60万社を同社のシステムで支援。その中でも成長意欲の高い中堅企業(主に年商5億~50億円規模)に好評なのが「FX4クラウド」だ。ユーザー企業は1万3000社を超え、右肩上がりで毎年増え続けている。
問題を即座に発見し
適切な対策を打てる
多くのユーザー企業が採用の決め手となった機能として挙げるのが「部門別業績管理(階層・グループ別管理)」。部門・店舗・商品など複数の階層やグループできめ細かく業績を管理できるのが特徴である。TKCの飯塚真規・代表取締役専務執行役員はその効果を次のように話す。
「よくありがちなのは、ある商品の原材料費が値上がりして利益率が大きく下がっているにもかかわらず、当初の方針通りその商品の販売に力を入れているようなケース。FX4クラウドなら、そうした問題を即座に発見し、適切な対策を講じることができます。多様な業績管理機能は、このような迅速な業績把握と経営判断の支援を目的としています」