生花祭壇で、
社葬・お別れ会の風景を
「感動」に変える

提案力・技術力・対応力で
差別化を図る

生花祭壇で、社葬・お別れ会の風景を「感動」に変えるフレシード
小田敬史代表取締役社長

 「当グループの強みは、施主の思いを形にする“提案力”と、その提案を正確に具現化する“技術力”、そして全国に80拠点の生花店ネットワークを持つ“対応力”です」

 そう語るのは、フレシードの小田敬史代表取締役社長だ。

 提案力については、故人についてのヒアリングの後、会場や予算に合わせて生花祭壇をCG(コンピューターグラフィックス)でリアルに表現し、施主がイメージしやすい提案を行う。CGは、現場の経験があり花材を熟知するスタッフが緻密に計算して作成し、設営の現場では、豊富な実績と技術を持つ同社の施行スタッフが、全体のバランスを見ながらCGを忠実に再現していく。

生花祭壇で、社葬・お別れ会の風景を「感動」に変える
生花祭壇で、社葬・お別れ会の風景を「感動」に変える施行スタッフ(技術社員)たちは日頃から切磋琢磨し、己の技を磨くべく日夜練習に励みながら高度な技術を追求している
生花祭壇で、社葬・お別れ会の風景を「感動」に変えるフレシード信州
林 秀樹代表取締役社長

 グループ会社であるフレシード信州の林秀樹代表取締役社長は、「生花なので、花を挿す角度が少し違うだけで花の“顔”の向きが変わり、絵柄を構成する“線”が変化します。遠近法を使って立体的に見せる工夫もあり、CG通りに生花祭壇を作成するには、熟練した技術が必要になります」と、生花祭壇の作成の難しさを語る。

 現場が遠方の場合は、全国の生花店ネットワークを通して道具やスタッフを調達する。地域の生花店や葬儀社から問い合わせや相談があれば、施行スタッフを派遣する。

 生花は、各地域の市場を通して購入するほか、花の生産者や海外から直接仕入れる。生産者情報に詳しいのも同グループの特徴で、 かつて1月に桜の花が必要になったとき、山形県のサクランボ農家からビニールハウスに咲く早咲きの桜を調達したことがあったという。

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