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高まりを見せる
英語学習への意欲

 こうした時代を反映して、英語力の向上に危機感を募らせるビジネスパーソンも増えている。

 2010年にリクルートエージェントが実施した「英語に関する調査」(下図参照)によると、6割以上のビジネスパーソンが、ビジネスにおける英語力の重要性を「とても感じる」「やや感じる」と回答している。

 「この調査を行う少し前に、ファーストリテイリングと楽天が英語の社内公用語化を公表しています。これがきっかけとなって、英語力の重要性をあらためて痛感し、英会話スクールなどに通い始めた人も少なくないようです」

 強い危機感を背に英語力向上に取り組むビジネスパーソンが増えている一方、そうした努力が実際のビジネス現場で役立つ英語力につながっていないことが多いと中村氏は指摘する。

 「英語力を判断する基準として、多くの人がTOEIC(R)やTOEFL(R)のスコアを重視します。でも、これらのテストでどれだけ高いスコアが取れたとしても、それだけではスキルとはいえません。企業が求めているのは、あくまでビジネス現場で通用する語学力を有する人材。〝使える〟ことができて初めて、評価の対象となるのです」

 例えば、英語でのコミュニケーションが苦手なTOEIC(R)900点の人材と、スコアは700点だが、場に臨めば持っている英語力を駆使して意思疎通できる人材。
評価され、重宝されるのは、言うまでもなく後者だ。

重要なのは英語力より
コミュニケーション力

 「ビジネスの現場で重視されるのは、どれだけ豊富な英語の知識を持っているかではありません。英語で自分の意思をはっきり伝え、相手の気持ちを正確にくみ取る力。つまり、英語を使ったコミュニケーション力」

 対外折衝など仕事の成否がかかる場面では、コミュニケーション力がものをいう。それは、英語でも日本語でも変わらない。

 せっかく時間と労力を費やして学ぶのだから、ビジネスの現場で役立つ英語を身に付けたいものだ。実践的な〝使える英語〟を教えるノウハウを有するビジネスパーソン向けの英会話スクールは検討する価値があるだろう。

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