東京の「伝統」と「革新」が
世界を魅了する

施設側、利用側
両方への支援

　東京都がユニークベニューの取り組みを本格化したのは14年。まずはイベントや客の受け入れが可能な施設の開拓から始まった。現在では、収容人数や飲食のパーティーが可能であることなどの基本的な要件を満たす57施設をウェブサイトなどで紹介している。

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　財政支援も充実させている。イベント主催者を対象に、施設を利用する際に必要な機材の設置や装飾等に要する「会場設営経費」について、1件当たり1000万円（上限）を助成している。また、都内のユニークベニュー施設が行う設備導入等に対して、1施設当たり1000万円（上限）を助成し、よりユニークベニューを活用しやすい環境を整えている。

　ユニークベニューの活用は、MICE誘致を後押しするとともに、都市のプレゼンス向上にも寄与している。

「伝統と革新」を体感できる印象深いイベントを、東京のユニークベニューで開催してみてはいかがだろうか。