“じぶん年金”を運用するためのベストな金融機関は?
「一般NISA」「つみたてNISA」「iDeCo」の投信の充実度
や手数料などを比較して「おすすめ金融機関」を紹介!

2020年3月4日公開(2020年6月25日更新)
ザイ・オンライン編集部

“じぶん年金”を有利に運用できる、おすすめの金融機関は?「一般NISA」「つみたてNISA」「iDeCo」の3つの口座の金融商品の充実度、手数料を比較して、おすすめの金融機関を解説!

発売中のダイヤモンド・ザイ4月号には、特集「つみたてNISAとiDeCoだけ!【じぶん年金】計画」を掲載! この特集では、「45歳から2000万円を作る」パターンと、「60歳から手持ちの1000万円の資金を長持ちさせる」パターンを想定し、節税効果がある「つみたてNISA」と「iDeCo(個人型確定拠出年金)」を活用して、無理なく“じぶん年金”を準備する方法を紹介している。

今回は特集の中から、ネット証券など金融機関9社の「一般NISA」「つみたてNISA」「iDeCo」の商品充実度・コスト・サービスを比較した一覧表を抜粋! これから「NISA」や「iDeCo」を始める人は参考にしてほしい。
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2024年に始まる「新NISA」は、従来の「NISA」や「つみたてNISA」とどう違う?「新NISA」の“2階建て”の仕組みや非課税期間、投資額など変更点を解説!

「NISA」や「iDeCo」の口座を開くのにベストな金融機関とは?
後から変更はできるが、最初に吟味して選ぶことが重要!

金融機関選びは慎重に!

 「つみたてNISA」や「iDeCo」を始めるには、証券会社や銀行などの金融機関に、専用の口座を開設する必要がある。作れるのは、「つみたてNISA」も「iDeCo」も1人あたり1口座だけ。金融機関によって、サービス内容や手数料体系などが異なっているため、どこで口座を開くかを慎重に検討する必要がある。

 なお、後から金融機関を変更することも可能だが、時間も手間もかかるので、最初の時点でよく吟味してから選ぶべきだろう。
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つみたてNISA(積立NISA)を始めるなら、おすすめの証券会社はココだ!手数料や投資信託の取扱数などで比較した「つみたてNISA」のおすすめ証券会社とは?

 「つみたてNISA」にしても「iDeCo」にしても、金融機関選びで共通するポイントは、運用商品、つまり投資信託の品揃えだ。単に数が多いだけでなく、“中身”が良いことが重要になる。特に、投資信託を持っているだけで差し引かれるコスト(信託報酬)の安い商品が充実しているか、チェックしよう。信託報酬は0.1%程度の差ならさほど気にしなくてもいいが、0.2%以上となると、長期の運用成績に無視できない違いが出てくる。

 さらに、「iDeCo」でかかる「口座管理手数料(運用管理機関手数料)」も金融機関ごとにバラバラで、無料~月額450円程度と大きく違う。月に数百円でも、長期で積み重なると馬鹿にならない金額になる。もちろん「無料」がベストだ。
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「iDeCo口座」の選び方を伝授! 全15金融機関のiDeCo口座の「運営管理手数料」「運用商品ラインナップ」「受け取り方法の選択肢」を比較して、おすすめ口座を紹介!

 そのほか、「つみたてNISA」での積み立て方法の自由度も、金融機関によって異なる。月1000円から投資信託を積み立てられるところが多いが、なかには月100円からでOKのところも。また、積み立ての頻度も、「毎月1回」だけでなく「毎週」「毎日」などと選べる金融機関もある。

 「iDeCo」のサポート体制も、金融機関ごとに差がある。長く付き合うことになるので、サイトの使いやすさや資料の見やすさなどもチェックすべきだろう。

ネット証券・店舗型証券・銀行の商品の充実度やコストを比較
自分にとってベストな金融機関を探そう!

 「つみたてNISA」と「iDeCo」の両方の口座を作る場合、金融機関はそれぞれ別に選んでも、同じでもいい。「つみたてNISA」と「一般NISA」は一つの口座でどちらでも使える(同時に利用はできないので、どちらかを選択)。銀行では個別株の売買ができないため、「一般NISA」で個別株を買いたいなら、銀行ではなく証券会社で口座を開設しよう。ちなみに、「一般NISA」の口座しか開設できず、「つみたてNISA」には対応していない証券会社もあるので注意。投資初心者は「つみたてNISA」ができることを基準に金融機関を選んだほうが無難だ。
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まだ「つみたてNISA」を始められない人が抱えがちな“8つの疑問”をわかりやすく解説! 金融機関&投信の選び方や「iDeCo」との併用方法などにズバリ回答!

 以下では、「つみたてNISA」の取り扱いがあり、「iDeCo」の口座管理料が無条件で無料、または掛金が月1万円以上で無料になる金融機関をピックアップ。「ネット証券」と「その他(店舗型証券と銀行)」に分けて、サービス内容を比較した。

◆主なネット証券の「じぶん年金」用の口座のスペックを比較!
証券会社 SBI証券
※1
楽天証券 松井証券 auカブコム
証券
マネックス
証券
特徴 商品の充実ぶりは文句なしのトップ 品揃え充実に加え資金の管理が便利 iDeCoの商品はまさに厳選の内容 スマホでの管理の利便性が高い 商品もサポートもスキがない優等生

般N
I
S
A
株式売買手数料
※2
0円 0円 0円 0円 0円
取り扱い投信
本数
約2620本 約2630本 約1240本 約1110本 約1150本
販売手数料無料の投信本数 すべて すべて すべて すべて すべて


たてN
I
S
A
取り扱い投信
本数
※3
153本 152本 152本 150本 149本
インデックス型 74本 74本 73本 73本 74本
アクティブ型 9本 9本 9本 8本 9本
バランス型 70本 69本 70本 69本 66本
最低つみたて額(月) 100円 100円 100円 100円 100円
つみたて頻度 毎月・毎週
・毎日
毎月・毎日 毎月のみ 毎月のみ 毎月のみ
i
D
e
c
o
口座管理料(月) 誰でも
ずっと無料
誰でも
ずっと無料
誰でも
ずっと無料
誰でも
ずっと無料
誰でも
ずっと無料
取り扱い投信
本数
※3
36本 31本 11本 26本 25本
インデックス型 18本 13本 9本 10本 15本
アクティブ型 10本 10本 1本 5本 7本
バランス型 8本 8本 1本 11本 3本
最安の信託報酬
(先進国株型)
0.1023% 0.10989% 0.10615% 0.22% 0.10615%
コールセンターの受付時間※4 平日8~18時
土日8~18時
※5
平日10~19時
土日9~17時
平日8時30分
~17時
平日9~20時
土日9~17時
平日9~20時
土9~17時
※データは2月6日時点。※1 SBI証券のiDeCoは「セレクトプラン」の場合。※2 オンラインで国内株を現物取引の場合、1約定ごと(税込み)。※3 インデックス型・アクティブ型・バランス型の分類は本誌による。※4 年末年始はいずれの金融機関も休業。※5 加入者の問合せは内容により平日10~18時のみ。
◆店舗型証券&銀行の「じぶん年金」用の口座のスペックを比較!
証券会社 大和証券 野村證券 イオン銀行 みずほ銀行
特徴 投資初心者向けの
セミナーが人気
手厚いサポートで評価が高い いつでもどこでも相談ができる 大手銀行の中では最も低コスト

般N
I
S
A
株式売買手数料
※1
1100~
4375円
152~
2095円
取扱いなし 取扱いなし
取り扱い投信本数 361本 約830本 311本 258本
販売手数料無料の投信本数 35本
※2
約50本 67本 37本


たてN
I
S
A
取り扱い投信本数
※3
13本
※4
6本 20本 5本
インデックス型 7本 2本 7本 2本
アクティブ型 2本 2本 7本 0本
バランス型 4本 2本 6本 3本
最低つみたて額(月) 1000円 1000円 1000円 1000円
つみたて頻度 毎月、隔月、
3カ月・4カ月・
6カ月ごと
毎月のみ 毎月のみ 毎月のみ
i
D
e
c
o
口座管理料(月) 誰でも
ずっと無料
掛金月1万円以上などで無料
※5
誰でも
ずっと無料
掛金月1万円以上などで無料
※6
取り扱い投信本数
※3
21本 26本 23本 14本
インデックス型 8本 8本 10本 8本
アクティブ型 10本 6本 5本 0本
バランス型 3本 12本 8本 6本
最安の信託報酬
(先進国株型)
0.154% 0.154% 0.10989% 0.10989%
コールセンターの受付時間※7 平日9~20時
土日9~17時

※8
平日9~21時
土日9~17時
平日9~21時
土日祝9~17時

※9
平日9~21時
土日祝9~17時

※9
※データは2月6日時点。※1 オンラインで国内株を現物取引の場合、1約定ごと(税込み)。※2 積立で毎月10万円まではキャッシュバック。※3 インデックス型・アクティブ型・バランス型の分類は本誌による。※4 他にETF7本。※5 または残高100万円以上で無料。それ以外は月288円。※6 他にメールアドレス登録等の条件あり。または残高50万円以上で無料。それ以外は月260円。※7 年末年始はいずれの金融機関も休業。※8 加入者の問合せは内容により平日10~18時のみ。※9 GWの一部およびメンテナンスの日は休業。

 ご覧のとおり、「つみたてNISA」の商品の取り扱い本数は、ネット証券と店舗型証券、銀行で大きな差がある。

 「『つみたてNISA』の対象となるのは、金融庁が定めた厳しい条件をクリアしている投資信託だけなので、取扱本数が少なくても、基本的には悪い商品は入っていないはずです。初心者は少ない本数に絞られているほうが、選びやすいという意見もあります。ただ、将来的に投資の幅を広げることを考えるなら、商品数は多いほうがいいでしょう」(マネ―コンサルタント・頼藤太希さん)

金融機関選びのポイントは?

 また、主なネット証券では、月100円から積み立てができる。

 「月100円では大きな利益は得られませんが、気軽に始められるのはメリットと言えます。慣れてきたら、投資金額を増やせばいいのです」(頼藤さん)

 ボーナス月の増額など、積み立て方法の自由度も要チェック。上の9社では、松井証券大和証券以外、ボーナス月の増額が可能(※野村證券はアクティブ型の2本のみボーナス月の増額が可能)だ。さらに、SBI証券楽天証券では、「毎月」だけでなく「毎週」「毎日」の積み立ても選べる。

 「毎月積み立てるよりも、毎日積み立てたほうが、0.1%ほどリターンが高いというデータもあります」(頼藤さん)

 一方、「iDeCo」の場合は、投資信託の取り扱い本数にそれほど大きな差はないものの、選べる投資信託の内容は、金融機関によって違うので、事前にラインナップを確認したほうがいいだろう。

 ネット証券のほうが何かとメリットが多く見えるが、店舗型証券や銀行は、わからないことがあったときなどに、対面で相談しやすい点がメリット。ネットや電話だけでは不安だという人は、これを考慮に入れてもいいだろう。
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Zai4月号

 今回は、ダイヤモンド・ザイ4月号の特集「つみたてNISAとiDeCoだけ!【じぶん年金】計画」の一部を抜粋し、金融機関ごとの「つみたてNISA」や「iDeCo」の商品充実度やコストなどの比較を紹介した。特集では、“じぶん年金”を作るための具体的なシミュレーションなども取り上げているので、誌面も併せてチェックしてほしい。

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