“じぶん年金”を有利に運用できる、おすすめの金融機関は?「一般NISA」「つみたてNISA」「iDeCo」の3つの口座の金融商品の充実度、手数料を比較して、おすすめの金融機関を解説!
発売中のダイヤモンド・ザイ4月号には、特集「つみたてNISAとiDeCoだけ!【じぶん年金】計画」を掲載! この特集では、「45歳から2000万円を作る」パターンと、「60歳から手持ちの1000万円の資金を長持ちさせる」パターンを想定し、節税効果がある「つみたてNISA」と「iDeCo(個人型確定拠出年金)」を活用して、無理なく“じぶん年金”を準備する方法を紹介している。
今回は特集の中から、ネット証券など金融機関9社の「一般NISA」「つみたてNISA」「iDeCo」の商品充実度・コスト・サービスを比較した一覧表を抜粋! これから「NISA」や「iDeCo」を始める人は参考にしてほしい。
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「NISA」や「iDeCo」の口座を開くのにベストな金融機関とは?
後から変更はできるが、最初に吟味して選ぶことが重要!

「つみたてNISA」や「iDeCo」を始めるには、証券会社や銀行などの金融機関に、専用の口座を開設する必要がある。作れるのは、「つみたてNISA」も「iDeCo」も1人あたり1口座だけ。金融機関によって、サービス内容や手数料体系などが異なっているため、どこで口座を開くかを慎重に検討する必要がある。
なお、後から金融機関を変更することも可能だが、時間も手間もかかるので、最初の時点でよく吟味してから選ぶべきだろう。
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「つみたてNISA」にしても「iDeCo」にしても、金融機関選びで共通するポイントは、運用商品、つまり投資信託の品揃えだ。単に数が多いだけでなく、“中身”が良いことが重要になる。特に、投資信託を持っているだけで差し引かれるコスト(信託報酬)の安い商品が充実しているか、チェックしよう。信託報酬は0.1%程度の差ならさほど気にしなくてもいいが、0.2%以上となると、長期の運用成績に無視できない違いが出てくる。
さらに、「iDeCo」でかかる「口座管理手数料(運用管理機関手数料)」も金融機関ごとにバラバラで、無料~月額450円程度と大きく違う。月に数百円でも、長期で積み重なると馬鹿にならない金額になる。もちろん「無料」がベストだ。
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そのほか、「つみたてNISA」での積み立て方法の自由度も、金融機関によって異なる。月1000円から投資信託を積み立てられるところが多いが、なかには月100円からでOKのところも。また、積み立ての頻度も、「毎月1回」だけでなく「毎週」「毎日」などと選べる金融機関もある。
「iDeCo」のサポート体制も、金融機関ごとに差がある。長く付き合うことになるので、サイトの使いやすさや資料の見やすさなどもチェックすべきだろう。
ネット証券・店舗型証券・銀行の商品の充実度やコストを比較
自分にとってベストな金融機関を探そう!
「つみたてNISA」と「iDeCo」の両方の口座を作る場合、金融機関はそれぞれ別に選んでも、同じでもいい。「つみたてNISA」と「一般NISA」は一つの口座でどちらでも使える(同時に利用はできないので、どちらかを選択)。銀行では個別株の売買ができないため、「一般NISA」で個別株を買いたいなら、銀行ではなく証券会社で口座を開設しよう。ちなみに、「一般NISA」の口座しか開設できず、「つみたてNISA」には対応していない証券会社もあるので注意。投資初心者は「つみたてNISA」ができることを基準に金融機関を選んだほうが無難だ。
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以下では、「つみたてNISA」の取り扱いがあり、「iDeCo」の口座管理料が無条件で無料、または掛金が月1万円以上で無料になる金融機関をピックアップ。「ネット証券」と「その他(店舗型証券と銀行)」に分けて、サービス内容を比較した。
| ◆主なネット証券の「じぶん年金」用の口座のスペックを比較! | ||||||
| 証券会社 |
SBI証券 ※1 |
楽天証券 | 松井証券 | auカブコム 証券 |
マネックス 証券 |
|
| 特徴 | 商品の充実ぶりは文句なしのトップ | 品揃え充実に加え資金の管理が便利 | iDeCoの商品はまさに厳選の内容 | スマホでの管理の利便性が高い | 商品もサポートもスキがない優等生 | |
| 一 般N I S A |
株式売買手数料 ※2 |
0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
| 取り扱い投信 本数 |
約2620本 | 約2630本 | 約1240本 | 約1110本 | 約1150本 | |
| 販売手数料無料の投信本数 | すべて | すべて | すべて | すべて | すべて | |
| つ み たてN I S A |
取り扱い投信 本数 ※3 |
153本 | 152本 | 152本 | 150本 | 149本 |
| インデックス型 | 74本 | 74本 | 73本 | 73本 | 74本 | |
| アクティブ型 | 9本 | 9本 | 9本 | 8本 | 9本 | |
| バランス型 | 70本 | 69本 | 70本 | 69本 | 66本 | |
| 最低つみたて額(月) | 100円 | 100円 | 100円 | 100円 | 100円 | |
| つみたて頻度 | 毎月・毎週 ・毎日 |
毎月・毎日 | 毎月のみ | 毎月のみ | 毎月のみ | |
| i D e c o |
口座管理料(月) | 誰でも ずっと無料 |
誰でも ずっと無料 |
誰でも ずっと無料 |
誰でも ずっと無料 |
誰でも ずっと無料 |
| 取り扱い投信 本数 ※3 |
36本 | 31本 | 11本 | 26本 | 25本 | |
| インデックス型 | 18本 | 13本 | 9本 | 10本 | 15本 | |
| アクティブ型 | 10本 | 10本 | 1本 | 5本 | 7本 | |
| バランス型 | 8本 | 8本 | 1本 | 11本 | 3本 | |
| 最安の信託報酬 (先進国株型) |
0.1023% | 0.10989% | 0.10615% | 0.22% | 0.10615% | |
| コールセンターの受付時間※4 |
平日8~18時 土日8~18時※5 |
平日10~19時 土日9~17時 |
平日8時30分 ~17時 |
平日9~20時 土日9~17時 |
平日9~20時 土9~17時 |
|
| ※データは2月6日時点。※1 SBI証券のiDeCoは「セレクトプラン」の場合。※2 オンラインで国内株を現物取引の場合、1約定ごと(税込み)。※3 インデックス型・アクティブ型・バランス型の分類は本誌による。※4 年末年始はいずれの金融機関も休業。※5 加入者の問合せは内容により平日10~18時のみ。 | ||||||
| ◆店舗型証券&銀行の「じぶん年金」用の口座のスペックを比較! | |||||
| 証券会社 | 大和証券 | 野村證券 | イオン銀行 | みずほ銀行 | |
| 特徴 | 投資初心者向けの セミナーが人気 |
手厚いサポートで評価が高い | いつでもどこでも相談ができる | 大手銀行の中では最も低コスト | |
| 一 般N I S A |
株式売買手数料 ※1 |
1100~ 4375円 |
152~ 2095円 |
取扱いなし | 取扱いなし |
| 取り扱い投信本数 | 361本 | 約830本 | 311本 | 258本 | |
| 販売手数料無料の投信本数 |
35本 ※2 |
約50本 | 67本 | 37本 | |
| つ み たてN I S A |
取り扱い投信本数 ※3 |
13本 ※4 |
6本 | 20本 | 5本 |
| インデックス型 | 7本 | 2本 | 7本 | 2本 | |
| アクティブ型 | 2本 | 2本 | 7本 | 0本 | |
| バランス型 | 4本 | 2本 | 6本 | 3本 | |
| 最低つみたて額(月) | 1000円 | 1000円 | 1000円 | 1000円 | |
| つみたて頻度 | 毎月、隔月、 3カ月・4カ月・ 6カ月ごと |
毎月のみ | 毎月のみ | 毎月のみ | |
| i D e c o |
口座管理料(月) | 誰でも ずっと無料 |
掛金月1万円以上などで無料 ※5 |
誰でも ずっと無料 |
掛金月1万円以上などで無料 ※6 |
| 取り扱い投信本数 ※3 |
21本 | 26本 | 23本 | 14本 | |
| インデックス型 | 8本 | 8本 | 10本 | 8本 | |
| アクティブ型 | 10本 | 6本 | 5本 | 0本 | |
| バランス型 | 3本 | 12本 | 8本 | 6本 | |
| 最安の信託報酬 (先進国株型) |
0.154% | 0.154% | 0.10989% | 0.10989% | |
| コールセンターの受付時間※7 | 平日9~20時 土日9~17時 ※8 |
平日9~21時 土日9~17時 |
平日9~21時 土日祝9~17時 ※9 |
平日9~21時 土日祝9~17時 ※9 |
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| ※データは2月6日時点。※1 オンラインで国内株を現物取引の場合、1約定ごと(税込み)。※2 積立で毎月10万円まではキャッシュバック。※3 インデックス型・アクティブ型・バランス型の分類は本誌による。※4 他にETF7本。※5 または残高100万円以上で無料。それ以外は月288円。※6 他にメールアドレス登録等の条件あり。または残高50万円以上で無料。それ以外は月260円。※7 年末年始はいずれの金融機関も休業。※8 加入者の問合せは内容により平日10~18時のみ。※9 GWの一部およびメンテナンスの日は休業。 | |||||
ご覧のとおり、「つみたてNISA」の商品の取り扱い本数は、ネット証券と店舗型証券、銀行で大きな差がある。
「『つみたてNISA』の対象となるのは、金融庁が定めた厳しい条件をクリアしている投資信託だけなので、取扱本数が少なくても、基本的には悪い商品は入っていないはずです。初心者は少ない本数に絞られているほうが、選びやすいという意見もあります。ただ、将来的に投資の幅を広げることを考えるなら、商品数は多いほうがいいでしょう」(マネ―コンサルタント・頼藤太希さん)

また、主なネット証券では、月100円から積み立てができる。
「月100円では大きな利益は得られませんが、気軽に始められるのはメリットと言えます。慣れてきたら、投資金額を増やせばいいのです」(頼藤さん)
ボーナス月の増額など、積み立て方法の自由度も要チェック。上の9社では、松井証券と大和証券以外、ボーナス月の増額が可能(※野村證券はアクティブ型の2本のみボーナス月の増額が可能)だ。さらに、SBI証券と楽天証券では、「毎月」だけでなく「毎週」「毎日」の積み立ても選べる。
「毎月積み立てるよりも、毎日積み立てたほうが、0.1%ほどリターンが高いというデータもあります」(頼藤さん)
一方、「iDeCo」の場合は、投資信託の取り扱い本数にそれほど大きな差はないものの、選べる投資信託の内容は、金融機関によって違うので、事前にラインナップを確認したほうがいいだろう。
ネット証券のほうが何かとメリットが多く見えるが、店舗型証券や銀行は、わからないことがあったときなどに、対面で相談しやすい点がメリット。ネットや電話だけでは不安だという人は、これを考慮に入れてもいいだろう。
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今回は、ダイヤモンド・ザイ4月号の特集「つみたてNISAとiDeCoだけ!【じぶん年金】計画」の一部を抜粋し、金融機関ごとの「つみたてNISA」や「iDeCo」の商品充実度やコストなどの比較を紹介した。特集では、“じぶん年金”を作るための具体的なシミュレーションなども取り上げているので、誌面も併せてチェックしてほしい。
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