“老化を、科学する”を探求
人生100年時代のウエルネスを実現する

サントリーの健康文化を
グローバルに浸透させたい

　現在サントリー健康科学研究所は、京都府・精華町のけいはんな学研都市、15年に新設されたサントリーグループのR&D拠点「サントリー ワールド リサーチセンター（SWR）」の中にある。

サントリー健康科学研究所の拠点であるサントリー ワールド リサーチセンター

　基盤研究をメーンに様々な研究・技術開発に取り組むサントリーグローバルイノベーションセンターも同じSWRの中にあり、健康科学研究所は同センターとも連携しながら、5年後、10年後の新たな価値の創造に取り組んでいる。

　柴田所長はこう決意を語る。「研究の根底にあるのは、サントリー創業者である鳥井信治郎の“やってみなはれ”というチャレンジ精神。グループの基礎研究から出て来る原石を、いかにロマンを持って磨きあげダイヤモンドのような輝きにしていくかが、我々の役割。健康でありたいという願いは世界共通であり、世界中の人々のウエルネスを実現するためにも、今後は海外事業にも力を入れ、グローバルにサントリーの健康文化を浸透させていきたいと考えています」。