首都圏と関西圏で
1棟住居系物件を提供

――藤原さんが代表取締役CEOを務める大和財託は、中小企業の収益不動産活用をどのようにサポートしているのでしょうか。

安定収益、節税、承継中小企業オーナーの3つの悩みを解決する収益不動産活用を提案

藤原 オーナー経営者が抱えておられる悩みに応じて、物件選びから、取得計画づくり、取得後の運営に至るまでトータルに支援しています。

 お勧めしている物件は、新築または中古の1棟ものアパート・マンションです。

 オフィスビルなどの商業系物件と違って、アパート・マンションなどの住居系は景気変動の影響を受けにくく、1棟ものは区分所有のアパート・マンションなどに比べて効率よく収益を確保できるのが魅力です。

 当社では、土地付き新築1棟アパートの「ジー・メゾン」や、中古1棟アパート・マンションを買い上げ、リノベーションを施したうえで引き渡す「ジー・リノベ」などの物件も自社で取り扱っています。「ジー・メゾン」は、自社で設計から施工まで行うので高品質でありながら高い利回りを実現しています。「ジー・リノベ」は中古物件のリスクを極限まで排除した物件で、状態に合わせて室内リノベーションや外壁塗装をします。室内リノベーションは当社買取時に空室だった部屋に対して行いますが、入居中でリノベーションができなかった部屋についても、引き渡し後5年以内に空きとなった場合には無償修繕保証を付けています。こうした保証が付いている中古アパート・マンション物件は、おそらく日本では「ジー・リノベ」だけです。

――東京支店を拡充されたそうですね。

藤原 人口減少の中でも安定的な賃貸需要の推移が期待できる首都圏、関西圏の物件を中心に提供していきます。地方の中小企業のオーナー経営者からのお問い合わせも増えています。

 会社としては不動産テックを活用した資産運用プラットフォームの構築を目指しております。ぜひご期待ください。


出版記念著者セミナーのご案内】

5月に刊行された『中小企業経営者こそ収益不動産に投資しなさい』の出版を記念し、著者である藤原正明氏を講師に特別セミナーを開催いたします。
セミナー当日は、中小企業経営者が抱える大きな悩みである「安定収益確保」「節税」「事業承継・相続対策」や、新型コロナウィルス問題などの不測の事態を乗り越える具体的な手立てを実例をもとに解説いたします。
また、参加者の方からのご質問には講師自らお答えさせていただく予定です。

日時:2020年7月18日(土)14:00〜16:00(受付開始13:30)
会場:ダイヤモンド社 本社9階 カンファレンスルーム
   東京都渋谷区神宮前6-12-17 ダイヤモンドビル  
定員:50名
参加費:無料

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