ブランドの浸透と
収益化の両立を実現
ドームが大切に考えているのは、多様な顧客が集まるECショッピングモールでも、UAというブランドの価値を、コンシューマーに正確に伝えることだ。
「その点、ワンプルーフは商品の見せ方などでも、アンダーアーマーの世界観を変にねじ曲げることなく、上手に表現してくれました。ブランドの魅力を引き出しながら、収益もきちんと上げてくれる。大切なのは、仕事が気持ちよくできることで、信頼できるパートナーを見つけられたことが私の一番のファインプレーです。当社としても、今後はECビジネスを強化していく方針であり、パートナーの選択に間違いはなかったと確信しています」と大竹口氏は語る。
パートナーの立ち位置で
企業の収益向上に貢献する
2008年設立で、インターネット関連事業を幅広く手掛けるワンプルーフ。その事業の中でも優位性を誇るのが、ECショッピングモールへの出店・運営代行で、運用実績は300社以上に及ぶ。特に楽天市場では総合ランキング1位獲得や楽天MVPを多数受賞するなど力を発揮、ECモールに特化したノウハウとナレッジの蓄積が強みとなっている。
提供するサービスは、ECモール特有のユーザー動向戦略の他、業務フローや運営体制構築、施策立案や各システム内特有業務など。またECモール特有の広告についてもクライアント企業に代わって効果測定や出稿を行い、販売促進に貢献する。
同社の特徴は、下請けではなく、パートナーとして企業を支援することにある。「下請けのスタンスでは、どうしても姿勢が後ろ向きになってしまう。企業と目線を同じにすることで、初めて効果的な支援が実現し、収益向上に貢献することができるのです」と仲村取締役は言う。そのためヒアリングの段階から、クライアントに積極的に寄り添う。
世界的なブランドと組むケースも多いが、そこで留意するのはブランド価値の維持と売り上げの両立を図ること。「ブランド力のある企業であればあるほど、ただ数字を上げればいいのではなく、“売り方”にも納得してもらわなければなりません。当社の強みは、ECモールの中でブランドの公式店が、きちんと収益を上げながらブランド力も育てていけること。その両立のノウハウに関しては自信を持っています」と仲村取締役。
そうした真摯な姿勢と豊富な実績が、クライアントの支持を集めているのだ。