同社では人事労務クラウドソフト「オフィスステーション」シリーズを企業に合わせ、必要な機能だけ購入できる"アラカルト型"で提供している。
渡辺本部長は、機能を一括で提供する"パッケージ型"にしなかった理由をこう説明する。
「バックオフィスには通常、複数の業務ソフトが導入されています。そこへ新たに複数の機能を併せ持つパッケージソフトを入れると機能の重複が起こる可能性があります。実際に弊社が行った調査では、5割の企業が機能の重複を感じていることが明らかになりました。アラカルト型であれば必要なもののみの導入で済みます。また、パッケージ型ソフトの場合、毎月の定例業務と並行して電子化を進めるにあたり、使い切れない機能が無駄を生み、コスト最適化ができないことがあります。アラカルト型であれば電子化優先度の高い機能から導入すればいいのです」