コロナ禍でリアル店舗への集客が難しくなる中、デジタルマーケティングの需要がますます高まっている。そこで注目を集めているのが、スターティアラボの「COCOAR（ココアル）」と「LESSAR（レッサー）」。今話題のAR（拡張現実）を、安価で簡単に作成できるデジタルマーケティングツールとして、BtoCの中小企業を中心に導入が進んでいる。
スターティアラボ金井章浩 取締役COO 兼 Mtame代表取締役
ARとは「拡張現実」のこと。現実世界にナビゲーションや3Dデータ、動画などのデジタルコンテンツが出現し、情報を付加する技術だ。
「いうなれば、リアルとデジタルをつないで、あらゆる場所に＂体験価値＂を届けるもの。リアルなものをデジタルで再現することに加え、リアルではできないこともARでは可能になります」。そう説明するのは、スターティアラボの金井章浩取締役COO兼Mtame代表取締役である。
同社では、そのARを簡単に作成できる「COCOAR」を提供している。これは、専用のアプリをダウンロードし、画像にカメラをかざすと、動画や3Dコンテンツなどをスマートフォンを通してリアル空間に浮かび上がらせて見ることができるツール。もう一つの「LESSAR」は、専用のアプリなしで同様のAR体験を提供できるツールだ。
いずれも、顧客の「感動」体験を飛躍的に向上させる＂体験特化型マーケティングツール＂として注目を集め、「COCOAR」の導入企業は既に2000社以上に及んでいる。
