AR(拡張現実)を活用した体験特化型のデジタルマーケティングでファンを獲得する

参加型のAR企画でファンを獲得する

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　では「COCOAR」や「LESSAR」を導入すると、実際にどのようなデジタルマーケティングが可能になるのだろうか。

　例えば、回転ずしの「くら寿司」では、若い世代の取り込みとSNSから店舗への流入を図るため、＂3Dマグロ＂の写真をSNSに投稿するとプレゼント抽選に参加できるという企画を実施。参加型のキャンペーンで楽しんでもらうことで、ファン層の獲得を狙った。その結果、写真付きの投稿は全投稿の77％に及び、質の高いUGCを大幅に増やすことができたという。

　ゆで上げ生パスタの「ポポラマーマ」では、認知拡大とリピート率向上のため、創業25周年記念として、来店した顧客がARを体験しアタリが出るとパスタが無料で食べられるキャンペーンを開催。その結果、計4回の開催で、集客やリピート増につながった。

　関西のバス会社「神姫バス」では、コロナ禍で毎年恒例のオフラインイベントが中止になったため、オンラインフェスを開催。ウェブARで＂3Dバス＂を体験できる企画や、バスガイドや乗務員の制服のバーチャル試着ができるフォトフレーム企画などを実施し、3日間で1万4000人の参加を達成、メディアに25件も取り上げられるなど反響を呼んだという。

「現在はコロナ禍で外出自粛傾向にあるため、リアルの店舗やイベントに集客することが難しくなっています。その場合もARを活用すれば、ファンを維持、獲得することも可能になります」と語る金井取締役。スターティアラボでは、それぞれの企業に合うARを活用した企画、マーケティングをサポートする。ニューノーマルの時代にも対応できる心強いツールなのだ。