介護  

介護記録アプリと併用で
月一人当たり15~20時間の効率化

通話内容は精度の高い音声認識エンジンにより自動でテキスト化

 介護の現場は忙しい。スタッフ間の連絡や情報共有、介護記録の作成にも時間を割かなければならない。そうした忙しさの解消にBuddycomが一役買う。一斉発信ができるグループ通話機能を使えば、スタッフがどこにいても必要事項を伝達できるし、通話した音声をテキスト化する音声テキスト化機能は、メモを取る手間を省く。

 全国で介護サービスを展開するツクイでは、介護記録アプリを入れたスマホにBuddycomを導入。使い方の説明をする前から使い始めていたスタッフがいたほど操作は簡単で、直感的に使えたという。導入後は、スタッフ間の連携が格段にスムーズになった。買い物や散歩の付き添い時にもスタッフ同士でコミュニケーションが取れることや、これまで申し送り用のノートに書いていたことも音声で残しておけば、ニュアンスが伝わりやすく、より簡単に、より深く情報共有ができるようになった。日常の「聞いてない」がなくなって、打ち合わせの回数・時間もぐんと減った。ツクイでは介護記録アプリとの併用で、介護スタッフ1人当たり月間15~20時間の効率化を実現した。

  交通  

インフラ
駅や空港スタッフが持つ
複数の端末を集約

ライブキャスト機能により駅スタッフ全員が混雑状況を把握

 大都市のターミナル駅は1日数十万人が利用する。駅を支えるスタッフも駅社員の他に警備員、販売員、清掃員など数多い。Buddycomを使うと人数無制限でグループ通話ができる。また、駅社員と警備員では所属会社が異なるが、企業間通信機能を使うことでスムーズな連絡が可能になる。

 東日本旅客鉄道(JR東日本)では、駅社員に配布されているタブレット端末にBuddycomを導入。タブレット、IP無線機、PHSの3種類の機器を一つにまとめられて負担が軽減された。駅付近でのイベント開催時は、ライブキャスト機能を使って改札付近やホーム上の映像を映し出すことで、全ての係員が現場の状況を把握することができた。

 空港のグランドスタッフが所属するJALスカイでは機器を一つにまとめられることを評価している。さらにグループへ遅延なく声が届くので、一分一秒が大事な業務でも安心して使えるという。航空機の整備を行うJALエンジニアリングでも整備士が持ち歩く無線機などの端末数を減らせた点や、騒音の中でも音声がクリアに伝わる点が好評だ。
 

●問い合わせ先
株式会社サイエンスアーツ
〒162-0825 東京都新宿区神楽坂4-1-1 オザワビル7階
TEL:03-5846-9670
https://www.buddycom.net/