コロナ後は世界的な金利上昇局面に転換か
5年ほど日本に住み、親日家でもあるマクゴナグル代表は、「日本のお客さまは全てにおいてクオリティーを重視しているため、当社としてもよりクオリティーの高い商品やサービスを提供していくつもりです。また新聞のヘッドラインに為替が載るくらいお客さまの金融リテラシーが高いので、取引に役立つ情報の提供にも力を入れていきたい」と言う。今後の展開が楽しみだ。
最後にコロナ後の経済・金融の見通しをマクゴナグル代表に聞いた。
「今、経済や金融市場に影響を与えているコロナの収束、地政学的なイベントの後には、金利上昇の局面が訪れるでしょう。金利上昇は、仮定を意味するIfではなく、確実に起こるWhenだと思います。それがいつになるのかを予測するのは非常に難しいのですが、私は楽観主義者ですから、世界が力を合わせてコロナ禍を乗り越えた経験がプラスに働き、景気が回復し、インフレが鮮明になり、米国連邦準備制度理事会(FRB)に続き、 欧州中央銀行(ECB)、そして超金融緩和を続けている日本銀行もどこかで金利を引き上げる方向へ向かうと思います」
そうなると、相場に活気が生まれる半面、リスクコントロールが難しくなる。そんなときこそ、ノックアウトオプションの真価が発揮される。今のうちに、ノックアウトオプションに慣れておき、資産形成に役立てるといいだろう。
ストーンエックスフィナンシャル株式会社 代表取締役
2019年3月現職に就任。現職就任以前はIGグループのアジア・パシフィック地域トレーディングサービス最高責任者、そして日本のIG証券株式会社のCEOとしてリーダーシップを担うなど、FXやCFD(差金決済取引)などの金融商品を扱う業界で10年にわたる豊富な経験と実績を持っている。
【概要】
商号等:ストーンエックスフィナンシャル株式会社
金融商品取引業:関東財務局長(金商)第291号
加入協会等:一般社団法人 金融先物取引業協会 会員番号1539
日本証券業協会
外国為替証拠金取引(FX取引)、CFD取引及びオプション取引(以下、「すべての取引」といいます。)は、元本および収益が保証されているものではありません。FX取引及びCFD取引はレバレッジを利用して取引代金に比較して少額の証拠金で取引を行うために、相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、思わぬ損失が発生する場合があります。オプション取引の場合、予測と反対方向に外国為替市場が動き原資産価格がノックアウトレベルに達すると価値はゼロとなります。想定した前提と異なる場合や金利調整額、円転レートの変動により、口座残高がマイナスとなるリスクがあります。