自費サービスならではの
多岐にわたるサポート
認知症で夜間の徘徊もあった顧客に、ケアスタッフが会話を通して気持ちをリラックスさせ、眠れるようになったというケースも
顧客の約4割が軽度~重度の認知症患者という「ポピンズVIPケア」だが、その最大の特徴は、介護保険では対応できない要望にまで応える、完全オーダーメードによるきめ細かなサービス。介護を必要とする本人へのケアはもちろん、周囲で支える家族の困り事などにもしっかり向き合っていく。
「例えば、3世代が集まるお食事会では、介護を受けるご本人さまのお食事だけでなく、ご家族さまの分までご用意するのはもちろん、育ち盛りのお孫さんは別メニューにするなどのご要望にも対応します。また、日中は介護サービスだけでいいけれど、夜間はたんの吸引などの医療行為が必要となるため、ナースケアサービスも受けたいなど、コースを自由に組み合わせていただくことも可能です。自宅に限らず、入居したホームで利用される方もいます」(髙田氏)
認知症の元企業経営者の会食に付き添い、店内で落ち着きをなくした顧客に対し、秘書という役割を演じつつ気持ちを落ち着かせ、最後まで食事を楽しんでもらった、ということも。
また、「父に介護が必要になったとき、何でも自分でやりたがる母の性格を理解し、ケアスタッフの方は黙ってそばで見守ってくれた。でも、素人では危険な介助などの場面では、『これは私がやります』と、とっさに判断し介入してくれる。さすがプロの仕事だと思った」「介護の世界の限界をずっと感じていたけれど、あなたたちはこんなにも私の思いを形にしてくださる。出会えて本当に良かった。ありがとう」といった声が顧客から寄せられている。