適度な運動と乳酸菌の摂取が免疫機能を高める
分泌型IgAを増やすために選抜された植物由来の乳酸菌が、IgAを高める乳酸菌「Lactiplantibacillus pentosus ONRICb0240」(略称:乳酸菌ONRICb0240)だ。
継続的に摂っていると、分泌型IgAが徐々に増えていき、1カ月程度で横ばいになり、そのまま一定期間、増えた状態を保つ。つまり、機能が最大限高まった状態が続くわけだ。継続摂取により風邪のリスクが低下したデータもある。
もちろん、普段からの習慣が大切なことに変わりはない。
「まず、感染予防のために、むやみに目・鼻・口を触らない。外出から帰ったら、うがいと手洗いをする習慣をつけてください。免疫機能を高めるために適度な運動も必要です」
清水研究員によると、アスリートのような激しい運動は、逆に免疫機能の低下を招くのだという。通勤の途中にできる適度な運動としては、自転車で通勤する、一駅分を歩くといった方法が考えられるが、「いつもの通勤ルートを早足で歩くだけでも効果が期待できます」。テレワーク中なら、いつもの散歩ルートを早足で歩いたり、途中の公園で体操をしたりするのもいい。
適度な運動は免疫機能を高めるだけではなく、体力や持久力を付け、生活習慣病の予防にもなる。精神的なストレスの軽減や適度な疲れによる睡眠の質の向上にも役立つだろう。そして、喫煙や過度の飲酒を控えて、必要な栄養はしっかりとり、乳酸菌ONRICb0240の摂取などでセルフケアも心掛ける。
「乳酸菌は免疫機能を高める効果にとどまらず、アレルギーの症状緩和などの効果も期待できます。一石が二鳥にも三鳥にもなります」
うがいと手洗いを励行し適度な運動を行い、ビタミンや乳酸菌を定期的に摂取する習慣はビジネスパーソンの健康を守り、質の高い仕事の原動力となる。