多様化する顧客のニーズに応える、気軽に使える資産形成プラットフォーム

利便性の高さが魅力のネットバンクサービス

資産形成・承継事業部のメンバー。コンサルティングやデジタル強化など第一生命の資産形成・承継事業の企画・推進を担う

　さらにデジタル機能を活用した資産形成・承継の入り口として、ネットバンクサービスを開始した。同サービスでは、住信SBIネット銀行と楽天銀行が提供するBaaSの仕組みを活用し、第一生命専用支店のサービスとして「第一生命NEOBANK」「楽天銀行 第一生命支店」を開設。日々の決済や将来に向けた貯蓄・投資など、幅広く利用することができる。

ネットバンクサービス

「両行はネットバンクサービスとして評価が高く、２行を同時に提供させていただくことで、お客さまによって選んで使っていただきたいと考えています。もちろん２行を同時に開設いただき、用途に合わせて使い分けていただくことも可能です。ネットバンクサービスでは、各種キャンペーンの実施も検討しており、ネットバンクを使ったことがない方も、これを機会に便利なサービスを利用していただければと思います。おかげさまで、３月半ば時点で合計で1.5万件を超える口座開設のお申し込みをいただくなど、お客さまにご好評いただいております」（菊田新社長）

　第一生命が強みとするのは、これまで培ってきた「一生涯のパートナー」としての顧客の生涯設計の考え方が根付いていること。その土壌があるからこそ、銀行サービスの提供だけでなく、資産形成・承継領域において他業態との差別化を図っていくことができる。

　菊田新社長は、「第一生命グループは、保険会社の未来を先導し、将来にわたって、全ての人々が世代を超えて安心に満ち、豊かで健康的な人生を送れるwell-being（幸せ）に貢献し続けられる存在でありたいと考えています。今後も資産形成・承継領域においてもお客さまに役立つ商品やサービス・機能を拡充し、生命保険の枠を超えて、お客さま一人一人に寄り添っていきたい」と力強く語る。