人生100年時代の資産寿命を「見える化」
「資産形成プラス」のホーム画面
第一生命はその第一歩として、2023年1月11日に、資産形成・承継領域において独自コンテンツを提供する「資産形成プラス」を開設した。これはスマートフォンやパソコンからアクセスできる個人ユーザー向けのデジタルプラットフォームサービスで、「資産寿命シミュレーション」「お役立ちコラム」「ネットバンクサービス」などの発信を行っている。
資産寿命シミュレーションは「しさんのしさん」という名称で、AIと金融工学を駆使した金融サービスを提供するMILIZEと共同開発したもの。年齢や家族構成、ライフイベントなどの情報を入力することで、将来のキャッシュフローや資産推移の試算ができるほか、貯蓄や運用で将来のキャッシュフローがどのように変化するかを予測することができる。つまり、一生涯の収支の過不足を“画面上で見える化”できるツールだ。
「しさんのしさん」
「人生100年時代を意識すると、“足元や将来のイベントへの備えができているか”“老後に向けて今の生活をいつまで続けられるのか”という漠然とした不安が生じます。資産寿命をシミュレーションすることができれば、その不安を少しでも和らげ、将来に向けた“一歩”を踏み出すことができる。そのためのツールとしてぜひ利用していただきたい」と菊田新社長は続ける。
「お役立ちコラム」では、各種制度やマーケット情報などの資産形成に役立つコンテンツや、投資商品・貯蓄性商品などの情報に触れることができる。情報コンテンツには、世界各国のマクロ経済・金融市場からライフデザインまで幅広い分野で調査・研究を行っている第一生命経済研究所や、国内トップクラスの規模を誇る資産運用会社アセットマネジメントOneなどが提供するコンテンツが含まれており、資産形成や承継領域に関する情報を効率的に集めることができる。投資初心者から経験者までの幅広い層が対象だ。