適性を見極めるための
検査ツールも提供
しかも、継続的にコンサルティングを受ければ、常に最新の採用ノウハウが獲得できるのも「Kimete」の魅力だ。
「若者の意識や会社選びの基準は毎年のように変わるので、武蔵野もいまだに失敗を繰り返しています。その都度、新たな“学び”を追加し、『Kimete』の会員企業様にも共有しています」
武蔵野が2019年度からコンサルティングを行った「地方建設業」の会社では、入社人数 が右肩上がりで増え、19年度から5年連続で“退職ゼロ”が続いている
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最近の例を挙げると、若者が仲間たちとの“つながり”や“協調”を求める傾向を受けて、武蔵野では20代の若手社員を採用担当に抜てきしている。
「年齢の近い採用担当者なら『気軽に何でも話せそうだ』と感じて、学生たちの心理的ハードルが下がるようです。先ほども述べたように、採用活動の成否は最初にどれだけ“母数”を獲得できるかで決まるので、まずは“つかみ”が大切です」
「会社や仕事に向いているかどうか?」という適性の見極めについても、「Kimete」は有効な検査ツールを提供している。
どんなに会社や仕事に自分を合わせようとしても、行動の根源的な土台(ヒューマンコア)とマッチせずに辞めてしまう人材はいるもの。そうした潜在的なミスマッチを探り出す「マルコポーロ」という適性検査ツールが利用できる。
この他、学生たちにグループワークの楽しさや対人関係づくりを体験してもらう1日インターンイベントの「BLADE」、武蔵野の内定者研修に会員企業様の内定者にも参加してもらう商品など、さまざまなプログラムを用意している。
「採用がうまくいかない原因は、学生だけではなく企業側にもあります。成功を手に入れるには、勝ちパターンを知り、ツールを上手に使いこなすことが大切。悩んでいるのなら、まずは当社にご相談ください」と小嶺COOは最後に力強く語った。