今のPER水準なら
株価の上昇が続く可能性
三井住友DSアセットマネジメント
チーフグローバルストラテジスト
信託銀行を経て07年入社。日本株ファンドマネージャーとして中東のオイルマネーを担当。米国現法社長を経て22年より現職。
白木 ということは、日本株は今後も上昇が続くのでしょうか。エミンさんの答えは〇? それとも×?
エミン ズバリ、〇です!
白木 おおーっ。これだけ日経平均が上昇すると、「バブルの再来? 今買うのはちょっと怖い」という人も結構いらっしゃいますが、エミンさんがまだ上昇するとみる理由は何ですか。
エコノミスト、グローバルストラテジスト
トルコ出身。06年に東京大学大学院にて修士を取得。野村證券、複眼経済塾の取締役・塾頭を経て、現在各種メディアで情報発信中。
エミン だって、今の日本株は全然割高じゃないから。日経平均は過去10年で約3倍上がったけれど、PER(株価収益率)は10年前とほぼ同じ16倍前後です。つまり株価とともに利益も3倍になったということ。日本企業のファンダメンタルズは明らかに改善されているんです。
よく1980年代のバブル期を引合いに出す人がいますが、89年に最高値を記録した時のPERは約61倍ですよ。今の4倍も割高だったので、暴落しても何の不思議もなかったのです。
今のPER水準なら、日経平均が暴落するリスクは低いですし、上昇が継続する可能性のほうが大きいといえます。
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【投資信託商品についてのご注意(リスク、費用)】
■投資信託に係るリスクについて/投資信託の基準価額は、投資信託に組み入れられる有価証券の値動きなど(外貨建資産には為替変動もあります。)の影響により上下します。基準価額の下落により損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。運用の結果として投資信託に生じた利益および損失は、すべて受益者に帰属します。したがって、投資信託は預貯金とは異なり、投資元本が保証されているものではなく、一定の投資成果を保証するものでもありません。
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【ご注意】上記に記載しているリスクや費用項目につきましては、一般的な投資信託を想定しております。費用の料率につきましては、三井住友DSアセットマネジメントが運用するすべての投資信託における、それぞれの費用の最高の料率を記載しております。投資信託に係るリスクや費用は、それぞれの投資信託により異なりますので、ご投資をされる際には、販売会社よりお渡しする投資信託説明書(交付目論見書)や契約締結前交付書面などを必ず事前にご覧ください。投資信託は、預貯金や保険契約と異なり、預金保険・貯金保険・保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。また登録金融機関でご購入の場合、投資者保護基金の支払対象とはなりません。投資信託は、クローズド期間、国内外の休祭日の取扱いなどにより、換金などができないことがありますのでご注意ください。〔2024年3月31日現在〕
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