建物の省エネ・省コスト化を実現。国土のレジリエンスにも貢献する

“世界中の「負と不」が
「プラス」に変わる”

　エスコには“世界中の「負と不」が「プラス」に変わる”というビジョンがある。

「どのような社会を実現したいかを考えたとき、グローバルな視点でマイナスの『負』と不安不快の『不』を、『プラス』に変えようと決めました。当社は、無駄な時間や心の悩みも含めて、生きる上でかかるコストを最適化する会社であり、このビジョンを実現するために、無駄なコストを可視化。最終的にコスト最適化の実行までをお手伝いしているのです」と安西社長は話す。保守点検から始まった会社だが、ビジネスモデルは時代のニーズに合わせて進化する。売上高は右肩上がりで23年度は80億円を達成している。

　事業の拡大に合わせ、同社では中途採用を含めて積極的に人材を採用している。新卒の場合、求めている学生像は、自己実現や自己成長の軸を持っていることだ。「学生時代に、苦労を糧に成長した体験を持っている人が望ましいです。成功や失敗にかかわらず、高い目標を掲げ、そこに対してどのようなプロセスを踏んでいったのか。入社したら、新商材や新しい会社（子会社やグループ会社）の設立を目指すなど、積極的に行動を起こし、チャレンジできる人材を求めています」（安西社長）。

　入社後は管理本部研修や約半年間のOJT研修を実施。営業職の男性社員でも長期の育児休業を取得できるなど、時代の要請に合わせて福利厚生も充実している。

感震ブレーカー販売で好成績、
特別賞を受賞

エスコ 東日本事業本部 不動産ソリューション営業部 第2チーム
橋本あかね 氏（入社4年目）

　面接のとき、社員のことをすごく考えてくれる会社だなと思ったのが入社の決め手です。現在の仕事は、マンションの管理会社さまを対象にソリューションを提供すること。お客さまのメリットになる製品やサービスを提供しているので、自信を持って営業しています。省エネ・省コストが目に見える製品の他にも、例えばレジリエンスを強化する感震ブレーカーの販売では、火災防止や資産価値向上など、いかにお客さまに製品のメリットを伝えられるかがポイントになります。しっかりと説明ができてお客さまにご納得頂けたときはうれしいですね。入社2年目にその感震ブレーカーの販売数が全社で1位になったので、社内の特別賞を受賞しました。営業といってもコンサル的な側面の多い仕事だと感じています。社内は風通しが良く先輩後輩の仲が良いです。働きやすい環境を与えてくれる、という入社前の印象は裏切られていません。

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