「Unity」のウインドービュー。3D再現された現場に産業用ロボットを導入するためのシミュレーションを行っているところ。設置場所においてアームの可動範囲や作業状況の確認が、この画面上で簡単にできる
「Unity」はもはやゲームエンジンという捉え方よりも、マルチプラットフォーム向け統合開発環境と捉えた方が良さそうだ。そして、その「導入は難しくない」と松本社長は語る。
「CADデータを取り込む機能やデジタルツインを作るエディターなどを含んだ『Unity Industry』の提供もしています。『Unity』を手掛けるエンジニアは数が多く、開発を依頼しやすい環境が用意されています。PoC(概念実証)を行えば、アイデアやコンセプトが実現可能なのか、効果が見込めるのかなど検証することができます。ぜひ、当社に相談してください」
「Unity」を導入することで、非効率、高コスト、情報共有ができないといった課題を抱えていた自社の業務が大きく変わるはずだ。導入をためらう理由は見当たらない。