新商品などに有効なプロモーション媒体として、多くの企業に活用されているツイッター。しかし、「フォロワーがなかなか集まらない」「情報発信をしても、思ったほどの効果が得られない」といった壁にぶつかったり、炎上リスクなどを恐れ、利用そのものをためらったりする企業が多いのも事実だ。そこで同社日本法人のセールスマーケティングマネージャーを務める小林哲男氏に、ツイッター広告で成功するためのコツについて聞いてみた。

Twitter Japan 株式会社
セールスマーケティングマネージャー
小林哲男 氏

 ご存じのように、ツイッターとは、140文字以内の短い文章を投稿(ツイート)すれば、不特定多数が同じ情報を共有できる手軽なコミュニケーションサービスだ。日本での登録者数は毎年着実に伸びており、10代から30代がコアユーザーとなっている。

 ユーザー登録して情報発信者のフォロワーになれば、発信者が投稿をするたびにタイムラインと呼ばれる画面に表示される。発信者が伝えたいことがいつでも発信でき、多くの人々と瞬時にして共有できるのが特徴だ。

 しかも、情報の受け手であるフォロワーが「面白い」「役に立つ」と感じた投稿をリツイート(再投稿)すれば、情報はどんどん拡散していく。

 この情報波及効果に着目して、法人名義でツイッターアカウントを登録し、新商品プロモーションなどの情報を発信しようとする動きはツイッターが日本に上陸した当初から始まり、今では有効なメディアの一つとしてすっかり認知されている。