東京を中心に大型店舗「リフォームプライス」を展開するホームテック。適正な価格や品質、きめ細やかなサービスで、リフォームやリノベーションを検討する人をあらゆる角度から支援している。

ホームテック 代表取締役
高橋久明

「リフォームやリノベーションは一生に数回しかしない高い買い物。それだけにお客さまは、『損をしないか』『不満が残らないか』と漠然とした不安をお持ちです。当社ではあらゆる角度からその不安を解消するお手伝いをしています」と語るのはリフォーム専門会社のホームテック代表取締役・高橋久明氏。同社は東京西部を中心に、地域密着型の大型リフォーム店「リフォームプライス」を展開する。

価格や品質面での
あらゆる不安を解消

 同社が打ち出すのは、価格の透明性だ。リフォームプライス各店には、複数メーカーのキッチンやバス、洗面、トイレなどの住宅設備機器がひと通り並んでいるが、そのすべてに「本体価格+標準工事費+オプション工事を付けた場合の価格」が明示されている。こうした展示をすることで、リフォームに詳しくない人でも商品を比較しながら予算を考え、納得のいくまで検討できるというわけだ。

 来場者が自ら設備機器を選ぶだけでなく、自分の希望と予算を伝えて、それに合ったプランを提案してもらうことも可能だ。店内には建築士やインテリアコーディネーターも常駐し、プラン提案だけでなく税金・法律面の相談にも乗ってもらえる。希望すれば近隣の施工事例を見学に行くことも可能だ。

 設備機器の展示方法にもこだわりがある。システムキッチンなら背面や側面など普段見えない部分の仕上がりまで詳細に見せる。また、単に設備を展示するだけでなく、リビング全体やLDKをいくつかのテーマでコーディネートした「ルームモデル」によって、リフォーム後の全体的なイメージや動線が把握でき、そこでの生活が見えるようにしている。

「単に機器を新しいものに替えるだけでは、感動は長続きしません。ルームモデルを見て『みんなが集まって一緒にテレビが見られるかも』『料理するのが楽しくなりそう』とイメージを膨らませながらプランを決めていくことで、リフォーム後の感動はより長続きするのです」