「SakSak出願」導入事例

愛知学院大学

「安心Net 出願」で
ネット出願9割を目指す

 愛知学院大学では、今年から「安心Net出願」という名称で、JIPのインターネット出願サービスを導入する。「『安心』と名付けたのは、入力方法がシンプルで、受験生はもちろん保護者の方も、安心して迷いなく、感覚的に出願できるシステムにしたかったからです」と愛知学院大学入試センターの阿部栄司課長補佐は説明する。

 パソコンに不慣れでも、画面の指示に従って必要な情報を入力していけば、入力ミスの心配がなく出願できる画面構成をJIPに依頼。複雑化し、わかりにくい入学検定料の計算方法の選択画面も「かゆいこところに手が届くように」構成されている。

「本学ではこれまで、入試のシーズンになると多くの派遣社員により、志願票の記入漏れなどのチェックをしてきました。作業が真夜中になることも度々あり、大変な労力とコストがかかっていました」と語る阿部課長補佐。ネット出願の場合、入学検定料を5000円値引くなどのインセンティブを付け、「初年度からネット出願9割を目指したい」と意気込みを見せている。

130年超えの歴史を持つ愛知学院大学。2014年4月には都心に「名城公園キャンパス」が誕生する(イメージ画像)

名古屋女子大学

一人でも多くの受験生に
出願してもらうために

「例年、出願期間は2週間ほど取っていますが、どうしても出願締め切り直前の3~4日に集中する傾向にあります。郵送で願書を取り寄せている時間がなく、直接大学の窓口に取りに来る受験生もおり、中には出願が間に合わずに入試の機会を逃すケースも多いのではないかと考えていました」と語るのは、名古屋女子大学入試広報課の田中良二課長だ。

 選抜方法が多様化したことから、志願票での記入ミスも増えている。郵送の手間がなく、記入ミスも起きないネット出願の導入は、その対応策であり、「1人でも多くの志願者に出願してもらいたい」という大学の思惑と一致する。

 JIPの「SakSak出願」を選んだのは、出願から合否照会までをワンストップで任せられるから。入試業務を複数の業者に依頼すると、情報の受け渡しが発生して、データ管理のリスクが高くなってしまうのだ。

「本学でも一般入試のネット出願受験料5000円割引を実施。便利で安心、割引があり、早い、というネット出願の特性を受験生にアピールし、志願者が増えることを期待しています」。 

「親切」を学校訓とする名古屋女子大学。2015年には学園創立100周年を迎える