デザイン性に優れた鋼管ブレース防災拠点を中心に幅広く普及

JFEシビル

デザイン性に優れた鋼管ブレース
防災拠点を中心に幅広く普及

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東日本大震災で無被害
「市村産業賞」を受賞

 同社の鋼管ブレースは、これまで累計2400件の多様な建築物の改修に採用されてきた。2013年3月には、「建築物の耐震安全性を実現するデザイン性に優れた鋼管ブレース」として、優れた技術開発に贈られる「市村産業賞貢献賞」(公益財団法人新技術開発財団主宰)を受賞している。最近では、橋梁などの土木構造物をはじめ、海外での耐震改修にも使われ始めているという。

 11年3月11日、森田副事業部長はくしくも出張先の宮城県松島で東日本大震災に遭遇した。仙台の街は16年前の神戸に比べ地震に強く、同社製品によって耐震補強された建物は、まったく無被害であった。

 「われわれが携わってきた耐震技術が着実に役立っていることをあらためて実感しました」

 しかし、民間のマンションや公共施設など、耐震改修が進んでいない建築物はまだ多い。生活環境や美観を損なわず、コストダウンも図りながら建物の耐震安全性を確保できる鋼管ブレースは、耐震補強の強力な推進力となるかもしれない。さらに長周期地震動対策や津波避難施設など、同社の新たな防災関連商品の開発にも期待したい。

大空間の「KTトラス」
津波避難に有効な「メタルパーク」

 JFEシビルは、1970年に日本で初めてシステム建築を導入した企業でもある。意匠性のある独特な接合システムが目を引く「KTトラス」も同社が誇る技術の一つ。兵庫県にあるブルボンビーンズドームは、テニスコート9面が取れる国内最大級のシステムトラスドームで、震災時には防災拠点として機能する。

 この他、津波到達時には車椅子や高齢者にも避難しやすいスロープを装備し、想定浸水深さに応じて階数を設定できる自走式駐車場「メタルパーク」など、多方面の防災関連商品を開発している。

球ジョイントシステムにより多様な幾何学曲面を創造する 「KTトラス」
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津波発生時に広い避難場所を確保できる
「メタルパーク」
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