グローバルな舞台で活躍するビジネスパーソンには、英語での「対話力」が不可欠。COCO塾では「聴く」「話す」「読む」「書く」の四つの基本能力に加え、その先の「対話力」を磨く実践的なカリキュラムを提供している。場所柄、ビジネスパーソンの受講が多い八重洲校(東京都中央区)に通う2人の受講生に、COCO塾の活用法を聞いた 

浅野目 満さん浅野目 満さん(44歳)
Xcoal Energy&Resources勤務
COCO塾ビジネス上級レベル
朝8時から「早朝ビジネス英会話コース」(50分・週2回)を受講

 COCO塾八重洲校の朝は早い。8時からの「早朝ビジネス英会話コース」に通うのは、米国系商社に勤務する浅野目満さん。週2回、外国人インストラクターとのレッスンで、グループワークやディスカッションに取り組んでいるが「出勤前に外国人と話をすることで英語脳が刺激され、ギアが入って“仕事をやるぞ”という気持ちになる」という。浅野目さんはTOEIC®スコア900点以上を持つ“英語上級者”だが、「電話会議で先方の言うことが聞き取れなかったり、会食などで話が弾まなくて困る」ことがあり英語の「対話力」を鍛えるためにCOCO塾への入会を決めた。

「COCO塾は、インストラクターが熱心で、教材も優れています。世界中で使用されている教材なので、国際人としての知識や教養も学べる。ケンブリッジ英検を目指している自分にとっては理想的でした」と浅野目さんは説明する。

英語のまま理解し、考え、
英語で発信する

世界基準のテキストや目線が上に行く「電子黒板」を使って、視覚 や聴覚を刺激するレッ スンが展開される

 COCO塾では、単に英語を話すことではなく、対話を意識して「聴く力」、自分の中で理解し「まとめる力」、自分の意見を効果的に「伝える力」、その三つの力すべてを備えた「対話力」こそが、真の“世界人材”に必要なコミュニケーション能力だと考えている。そのために、さまざまな方法で英語のインプット・アウトプット力を鍛えていく。レッスン中、インストラクターは積極的に受講生に話し掛け、受講生は自分なりに意見をまとめて発信する。生きた英語を大量に聞き、対話を繰り返すことで、「英語を英語のまま理解し、英語で考え、英語で発信する」能力を高めていくのだ。

異文化に触れながら、 相手を尊重し、自分の意見を主張し、お互いを理解し合う「対話力」を身に付ける

「こちらに通う前は、英語が第二外国語であるアジア人同士の中では、気軽にユーモアを交えて話せても、ネイティブの前では萎縮して話せなくなる自分がいました。COCO塾での“対話力”を高めるレッスンを通じて、業務の場面はもちろん、ネイティブとの日常会話などでもコミュニケーションがスムーズに取れるようになってきたなという実感があります」と浅野目さんは効果を語る。

「対話力」が磨かれるだけでなく“世界人材”に欠かせないスマートなマナーも身に付いていく

 レッスンでは、ビジネスの現場で使える実践的なフレーズも多く取り上げる。「米国本社でのプレゼンテーションでも、よりスムーズな説明ができるようにもなりました。週2回のレッスンで、少しずつ自分の英語を直してもらい、自信が積み重なっていくのが大きい。海外でのプレゼンや国際電話での会議などでも、日本人より自己主張が強い外国人に負けないよう(笑)、臆せずに喋り続けられるようになるのが当面の目標です」(浅野目さん)。