FPとしての提言
できる限り投資リスクを減らし
有意義なライフプラン実現を
毛利社長は、ファイナンシャルプランナーとしての立場からも、大阪のワンルームマンション投資を顧客のライフプラン設計に組み込むようアドバイスを行っているが、その理由を、利回りの良さ、投資リスクの軽減に加え、「有意義なライフプラン」を実現するための手段としても有効だからと述べる。
金融機関が設定するローンの与信枠は、投資マンション用の他、マイホーム用のローン設定にも適用されるため、例えば、与信枠が4000万円の人の場合、投資用マンションに1500万円、マイホーム用に2500万円といった組み合わせのローン設定も可能なのだ。
リンクスでは、マイホームのためにできるだけ与信枠を残したい人には、より安く購入できる中古の投資用ワンルームマンションを斡旋することもあるという。
現在、大阪の投資用中古ワンルームマンションの表面利回りの相場は6~8%ともいわれる高水準。しかし、注意は必要だ。中古物件には、経年物件ゆえに想定以上に修繕費がかかるというリスクが発生しやすい。同社では、こうしたリスクも勘案した上で物件を厳選している。
「新築、中古に関わらず、表面の利回りだけに目を奪われず、空室リスクや修繕費なども考慮し、それを補うだけのキャッシュフローが発生するかを見極めることが、投資物件を選ぶ際のポイントです」(毛利社長)

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表面利回りは、あくまで年間の家賃収入が取得価格の何パーセントになるのかを表したものだ。
家賃収入から、月々のローン返済額、管理費、修繕積立金などの支出を差し引いた収支がプラスかマイナスかを見極めて投資物件を決定する必要があるが、「その点を考えても、大阪のワンルームマンションは有利」と毛利社長は言う。
右の表でもう一度、大阪のワンルームマンション投資の「5つのメリット」についてまとめておこう。
なお、リンクスは、こうした「大阪のワンルームマンション投資」について、収益性、およびリスク軽減などのノウハウを、セミナーや勉強会で公開している。

■関連書籍案内
ファイナンシャルプランナーが教える
「大阪」ワンルームマンション投資術
(毛利英昭 著/ダイヤモンド社)
本記事で紹介しきれなかった「大阪」ワンルームマンション投資術を、著者がさらに突っ込んで解説。詳しい内容はこちらから。