上達のカギは「たくさん話すこと」
世界に関心をもつ雰囲気も生まれた
「DMM英会話を始めて、英語で話すことに慣れた」といった声が、オークネットの社内からたくさん上がっているという。「スタート当初は思うように話すことが難しく、25分間がずいぶん長く感じられました」という齋藤氏も、「今はためらいなく話せるようになりましたし、レッスンが楽しみです」と満足げだ。
DMM.comの須藤氏も、「英会話上達のための最上の手段は、英語を使う機会を増やすこと」だという。講師に直接、自分で話すことによって、誤りがわかるし、上達度もわかる。齋藤氏も「You are improving day by day.(日に日に上手になっていますね)といってもらえる喜びは大きいですね」と、明かす。
各国の講師のレッスンが受けられるため、受講している社員からは「自分はセルビアの講師とテニスの話をする」「国籍を変えて先生を選び、各国の勉強をしている」といった声も聞かれる。「講師と話が進むと、たとえばセルビアってどんな国だろうと興味がわいて、自分で調べたりもします。他の受講者も、世界のいろいろな国や地域に関心を持つようになってきました」と、齋藤氏は語る。
英会話スキルの向上とともに、世界を意識しながらも臆しない雰囲気が生まれてきたわけだ。グローバル化を推進したい同社にとって、想定外の好影響が生じたのである。
齋藤氏はじめ人財開発室のメンバーも受講しているが、「社内から海外に派遣する研修生の選考面接を英語で行えるまでになりました。春のスタート時のレベルを考えると、自分のことながら信じられません」と、効果の大きさを実感している。
さらに須藤氏によれば「導入している法人様の中では、受講後4カ月程度でTOEICが200点上がった社員が何人もでている、という事例も聞いております」。さらなるステップアップに期待がもてそうだ。
細やかなフォローアップが心強い
受講者以外にも関心が伝播
レッスン開始から約4ヵ月後に開かれた受講者の集いでは、スキルアップの手ごたえを語る社員が多く見られた。須藤氏からは、今後のレッスンの進め方やテキストの活用法について、細やかなアドバイスが行われている。「こうした細やかなフォローアップが心強いですね」と、齋藤氏。
オークネットの社内からは、次の受講者募集を期待する声が高まっているという。「受講者が楽しそうだし、英会話スキルも確実にアップしていることで、他の社員たちも関心を寄せているようです」と、齋藤氏。社内の強い支持を背景に、DMM英会話を継続していく考えだ。