100社を超える
企業グループを統括する

「頑張った分だけ評価も大きい」        **
新宿新都心支社 法人第一課
竹内亜紀子 次長

1997年入行。投資銀行業務、大企業営業などを経験し、2015年より現職。

 新宿新都心支社の法人第一課で6人の部下を率いている竹内亜紀子次長。入行は1997年、支店で法人担当になったが、最初はなかなか企業を担当させてもらえなかった。「当時は女性の総合職が珍しく、上司にも戸惑いがあったと思います」。コピー取りに明け暮れる日々が悔しくて、飛び込み営業で新規顧客の開拓に挑戦したこともある。

 その後、名古屋の支店で法人担当となり、さまざまなタイプの経営者の懐に飛び込んだ。

「女性の総合職の良いところは、数が少ないので“頑張り”が目立つところ。良くも悪くもレバレッジが効いて、頑張った分だけ評価も大きい。正直、当初はつらいことも多かったのですが、逆にそれが反骨精神につながり、頑張るモチベーションになった」と語る。

 現在の職場でめざしているのは、「全ての業務はお客さまのため」という基本を忘れず、他人と比較するのではなく、自分自身の最大のパフォーマンスを上げること。人と話すのが大好きで、顧客との世間話も心から楽しめる。部下からの「竹内次長を見ていて、仕事を楽しんでもいいのだと思うようになりました」という言葉が、最近一番うれしかったという。

 三菱東京UFJ銀行のダイバーシティ推進の軸となるのは、女性活躍推進。男女共に切磋琢磨することが、持続的成長と期待を超えるサービスの提供につながる。その礎は、ロールモデルとなる女性たちの活躍によって、着々と築かれている。