「さすがに30代の頃と比べれば、自分も老けてきたな……」
朝の身支度時や入浴時に鏡の前で自分の顔をふと見つめながら、心の中でこう呟いている40代男性は少なくないだろう。そしてそこから先の行動、意識の違いが見た目に、大きな変化を及ぼしている。
同年代でも見た目の差が出やすい40代こそ
部下・後輩・仕事相手の手前気を配りたい
マンダムが今年1月に約900名のビジネスマン(30〜50代)を対象に実施したインターネット調査によれば、40代の約4割は現状維持もしくは若返りを求めているという。
しかも、このように意識をしていると、外見の格差にも関係するようだ。子どもの間でも「○○くんのパパはカッコイイ!」などと評判になる人がいるように、同年代でも老けを感じさせない人は存在している。
実際、前述の調査でも40代男性の77.4%は、「同年代で見た目の差がつきやすい年代」と自覚している。20代の頃は多かれ少なかれ異性への関心が高く、オシャレにも何かと気を配る。そして、大半の男性は結婚を機にそういった「モテたい」という意識が低下して無頓着になっていく。
しかし、同調査でも「男性の外見(服装やヘアスタイル、身だしなみ)は周囲に影響を与える」と8割以上が答えているように、40代こそ、部下・後輩・仕事相手の手前、身だしなみに気を配るべきだ。
では、加齢により見た目に差が付く要因はどこにあるのだろうか。