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「最初に、ヘアワックスを髪全体になじませること。すぐに髪を立たせようとする方が多いのですが、これを怠ると後々髪型が崩れる原因になりかねません。
次に、サイドの髪は広がりを抑えるようにしてシャープにさせます。そしてトップにボリュームを持たせるように立たせていきます。もしボリュームが足りなければ、トップだけ部分パーマをかけるのもおすすめです。ナチュラルに見える髪型も実は、パーマをかけていることが少なくないですよ。
そうして髪型が仕上がったら、スプレーで固めて髪のハリやコシを出していきましょう。スプレーをかけることで、雨の日など湿気の高い日でも髪型をキープすることができます。
あまり存在を知らない方も多いのですが、もし髪のハリやコシが弱いと感じたら、ワックスの前に根元にベース剤をつけて補強するのもおすすめです。一方で、ワックスだけでハリやコシの出るスタイリング剤でしたら、スプレーやベース剤を使う必要ありません」
では、ミディアムショートの場合のポイントは?
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「ヘアワックスを髪全体になじませる、サイドの広がりを抑えるのはショートの場合と同じです。異なるのは、“髪に流れをつける”ことです。髪をつまんでツイストさせて、後ろに流していきましょう。日本人は後頭部が「絶壁」になっている場合が多いのですが、髪を流して奥行をつけることでカッコ良さが増します。
ショートの場合でも、流れをつけるだけで華やかになりますので、結婚式など晴れの場でおすすめです」(加藤さん)
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40歳前後になると、髪の毛が薄くなったり、白髪も増え始めることから、髪型で攻める気持ちが失われていくのは仕方のないこと。しかし、最近は「パーマ剤やカラーも質の良いものが登場している」(加藤さん)ことから、40代男性が知らないうちにエイジングケアのハードルは年々下がっている。
「身体の衰えを感じたら、男性はすぐジムに行きたがりますよね。でもその前に、髪型を変えるだけでも印象を変えられます。分からないことはぜひ美容師に尋ねてみてください」(加藤さん)
まもなく4月。新たなスタートを迎える季節に、まずは自分の髪型が“残念”になっていないかチェックしてみては?
(制作 クロスメディア事業局 sponsored by マンダム)