FPの立場で推奨する
ワンルーム投資の価値

 ワンルームマンション投資の大きなメリットの一つは、自己資金が少なくても不動産投資が始められることだ。

 毛利代表取締役によれば、「条件にもよるが、年収500万円以上で、上場企業勤務の人や公務員として働いている人などは、物件価格のほぼ全額を借り入れてワンルームマンションを購入することも可能であり、与信枠は年収の約8~10倍程度まで拡大している」という。

 つまり、新築で1600万~1900万円台、中古であれば900万~1300万円程度の「大阪中心6区」の物件であれば、人によっては2戸購入することもできる。複数の物件を保有して空室リスクを分散するのは不動産投資のセオリーの一つだが、大阪のワンルームマンションならそれも実現しやすい。 

 とはいえ、大阪に土地勘のない人が収益性の高い投資用不動産を探すといっても、それは雲をつかむような話である。

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「たしかに『大阪中心6区』の物件は、総合的に見て空室率が非常に低いとはいえ、エリアや物件の質によっては、入居者が確保しにくいものもある」と、毛利代表取締役は指摘する。

 なるべく多くの物件情報を持っている地元の不動産会社と直に会って信頼関係を構築し、優良物件の紹介を受けることが理想だが、それには時間が掛かることは必至だ。

 リンクスは、毛利代表取締役はじめ、不動産投資のアドバイス業務を担当する全社員がファイナンシャルプランナー資格を持ち、「ワンルームマンション投資は、あくまでも顧客のライフプランを構成するポートフォリオの一つ」という考え方の下に投資物件情報の提供を行っている。

 したがって、セミナーも参加者の人数は1回10人程度までに絞り、個々の資産形成への考え方を十分に把握した上で、希望者のみにワンルームマンション投資のプランを提案している。そうした姿勢が、結果的に多くのリピートオーダーにつながっているという。

「最近は、大手金融機関にお勤めの方から物件の紹介を依頼されることが増えました」という毛利代表取締役。金融のプロからも信頼を受ける同社のセミナーは一見の価値ありだ。

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■関連書籍案内
 ファイナンシャルプランナーが教える
「大阪」ワンルームマンション投資術

(毛利英昭 著/ダイヤモンド社)
昨年2月の発売以来、好評につき電子版もリリース。「大阪」ワンルームマンションの投資術を詳しく解説。内容はこちらから。
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