社内イベント写真だけ紹介する企業は
いい学生を集められない
人気ブースを見ると、実に様々な工夫がされています。例えば、実際の社内の写真や動画の紹介です。社員が仕事をしている風景やドキュメンタリー風の動画をタブレットで流している企業も見受けます。実際の作業風景をあえて出す事で、応募者のイメージを膨らませているのです。しかし、これには注意が必要です。
実際にこういった情報を発信しているにもかかわらず、良質の応募者を勝ち取れない企業もあります。その企業はバーベーキューなどの社内イベントの写真ばかりを強調している企業です。これは就業意欲の低い応募者を集めてしまうだけになります。
地に足をつけて働きたいと考えている応募者は、社内や仕事内容に意識を向けます。アルバイトならばいざ知らず、しっかりとした幹部候補が欲しいのであればイベント関連の情報は参考程度で充分です。
同様に人気のブースになれるかどうかを分ける条件として、研修内容の説明があります。これは入社してからの一定期間の仕事の流れとも同義です。実際、複数企業が集まる説明会で応募者が知りたいと思っていることの1つに、研修内容がよく挙げられているからです。
合同企業説明会開催の時期にもよりますが、大手企業の選考が終わった後に開催される説明会であれば、やや自信のない状態でいる応募者の割合も増えていきます。大手企業への夢が破れてしまっている状態だからです。研修内容や入社後の流れは、こういった不安を解決するためにも効果的に働くようです。
キャリアコンサルティングの観点でも、他者や社会にどう貢献できるかがイメージできると、就業に結びつきやすくなります。現時点では自己肯定感が落ちているだけであり、仕事についての能力自体が欠如しているわけではありません。
結果、こうした情報を効果的に提示することにより、同じ知名度の企業だったとしてもブースへ立ち寄る応募者の数は二極化するのです。
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