脱炭素の社会的要請を追い風に、洋上風力発電への期待が高まっている。2050年までにカーボンニュートラルを実現する方針の下、日本政府が定めた「グリーン成長戦略」において、洋上風力発電の導入容量を30年までに10ギガワット、40年までに30~45ギガワットまで拡大する目標が掲げられた。再生可能エネルギー(再エネ)主力電源化に向けた切り札である。

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