何かトラブルが起きたときや失敗してしまったとき、私たちは「何が原因か」を知りたがる。時には、「なぜ、どうして」と、病んでしまいそうなほど考え込んでしまうこともある。理由を知ったからといって、その後に起きたことは変わらないにも関わらず、だ。このように、私たちが因果関係の推論をすることに一生懸命になる理由を解説している本がある。イェール大学の心理学教授であるアン・ウーキョン氏の著書『イェール大学集中講義 思考の穴──わかっていても間違える全人類のための思考法』だ。この本は、人の脳が引き起こす勘違いや認知バイアスなどについて詳しく書かれている。本記事では、本書を元に人がついもやもやと悩んでしまう理由と、その対策について解説する。(構成:神代裕子)
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