人間の生命維持に不可欠な「塩」。我が国では2001年まで政府による専売制が敷かれていた。その枠組の中で、政府が旧来の塩田を廃止し、塩の生産をイオン交換膜法に限るとしたのが1971年のこと。こうした動きへの反発から、1973年に「伯方の塩」「赤穂の天塩」などが登場。以来、「本当においしい塩とは?」をめぐって熱い塩論争が繰り返されてきた。本稿は、澁川祐子『味なニッポン戦後史』(集英社インターナショナル)の一部を抜粋・編集したものです。
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