澁川祐子

ライター、編集者

しぶかわ・ゆうこ/1974年、神奈川県生まれ。東京都立大学人文学部を卒業後、フリーのライターとして活動する傍ら、『民藝』(日本民藝協会)の編集に携わる。現在は食や工芸を中心に執筆。著書に『オムライスの秘密 メロンパンの謎 人気メニュー誕生ものがたり』(新潮文庫)。編集に『スリップウェア』(誠文堂新光社)、山本教行著『暮らしを手づくりするー鳥取・岩井窯のうつわと日々』(スタンド・ブックス)、山本彩香著『にちにいまし ちょっといい明日をつくる琉球料理と沖縄の言葉』(文藝春秋)など。

コンビニから「男性向け」スイーツが消えた納得の理由
澁川祐子
「男は辛党、女は甘党」が根付いていた昭和の戦後高度成長期。モーレツ社員は「菓子より酒」が絶対だった。今やコンビニのスイーツも「男性向け」さえ謳わなくなり、甘味もジェンダーフリーの時代となったが、意外にも「スイーツ男子」のルーツは江戸時代以前にさかのぼるという。本稿は、澁川祐子『味なニッポン戦後史』(集英社インターナショナル)の一部を抜粋・編集したものです。
コンビニから「男性向け」スイーツが消えた納得の理由
なぜ梅干しはこんなに甘くなったのか?
澁川祐子
食塩の摂取量が成人病の発症を左右するとして、「減塩商品」が出現。塩を嫌う風潮は年々加速し、減塩は「慣れ」の問題で、長い時間をかけて人々の舌は塩分控えめに適応していった。本稿は、澁川祐子『味なニッポン戦後史』(集英社インターナショナル)の一部を抜粋・編集したものです。
なぜ梅干しはこんなに甘くなったのか?
美味しんぼ・山岡さん、食卓塩ディスって「日本の塩をこんな味に…」の見当違い
澁川祐子
人間の生命維持に不可欠な「塩」。我が国では2001年まで政府による専売制が敷かれていた。その枠組の中で、政府が旧来の塩田を廃止し、塩の生産をイオン交換膜法に限るとしたのが1971年のこと。こうした動きへの反発から、1973年に「伯方の塩」「赤穂の天塩」などが登場。以来、「本当においしい塩とは?」をめぐって熱い塩論争が繰り返されてきた。本稿は、澁川祐子『味なニッポン戦後史』(集英社インターナショナル)の一部を抜粋・編集したものです。
美味しんぼ・山岡さん、食卓塩ディスって「日本の塩をこんな味に…」の見当違い
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