日本の臓器移植の希望者は1万6000人に上るが、亡くなった人からの年間臓器提供数は、その100分の1にも満たない。臓器提供の意思を医療機関がすくい取りきれておらず、手術可能な設備も整っていないのが現状だ。日本における臓器提供体制の課題や、臓器移植に関わるさまざまな立場の人々の経験を世に届けるべく、腎移植を受けた新聞記者が立ち上がる。※本稿は、『母からもらった腎臓 生体臓器移植を経験した記者が見たこと、考えたこと』(倉岡一樹、毎日新聞出版)の一部を抜粋・編集したものです。
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