サステナビリティ経営を掲げる企業が増える中で、「循環経済」という言葉がよく聞かれるようになった。だが、循環経済というと「3R」(リデュース、リユース、リサイクル)、極論すればゴミ対策の一環として語られることが少なくない。つまり「環境汚染」問題としてとらえる人がほとんどだ。だが、循環経済の根底には、「資源枯渇」「資源調達」という問題も潜んでいる。「この難問を解決する策は、いまのところ循環経済以外に見つかっていない」と語るのは、ビジネスモデル研究の第一人者である妹尾堅一郎氏である。大量生産・大量消費・大量廃棄をベースとする線形経済から、極小生産・適小消費・無廃棄という循環経済への経済モデルのパラダイムシフト、つまりは「買い替え経済」から「使い続けの経済」への転換が不可欠であるという。モノが売れなくなる循環経済下で、企業はどう稼いでいけばよいのか。まさにビジネスモデルの大転換を迫られている。
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ビジネスモデル大乱世をどう生き抜くか【前編】
買い替えから「使い続け」へ。 モノづくりと価値モデルのイノベーション
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