
育児放棄、虐待……児童養護施設を舞台に子どもの過酷な状況が明らかに!コミックバンチKai(新潮社)で連載されている『それでも、親を愛する子供たち』(原作:押川剛/ 構成:鈴木マサカズ /作画:うえのともや)の1話『【ケース1】にんじん』を掲載します。
【あらすじ】
7歳の御堂里香が、児童養護施設・サニーベル学園に入園した。
里香は、母子家庭で幼少期からネグレクト(育児放棄)の傾向がある子どもだったが、母親が覚せい剤の使用で逮捕・勾留されたため、施設に入ることになったのだ。
母親の覚せい剤使用が発覚したのは、ある事件がきっかけだった。また、その事件は里香の心を深く傷つけていた。
職員たちは、背景を知り、里香を注意深く見守っていたが、当の本人は明るくふるまっていた。しかし、職員のある言葉を聞くと、激しく怒り、動揺するのだった。
一体、里香に何があったのか。そして、今回「にんじん」というタイトルがつけられているワケとは――。
児童養護施設に入所するのは主に2歳から18歳の子どもたちだ。入所の理由はさまざまで、保護者のない子どものほか、虐待やネグレクト、親の病気や経済的な理由から養育できないといった家庭の子どももいる。
子どもたちがどんな問題を抱え、どうやって成長していくのか――児童養護施設を舞台にして、子どもにまつわる驚くべき問題が明らかになる衝撃の問題作!
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